フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、メキシコGPでレッドブルを倒すのは難しいことだと認めた一方で、ライバルの信頼性が低いこともあり、優勝を諦めてはいないようだ。
逆転チャンピオンに向けて、崖っぷちに立たされているベッテルは予選4番手。彼が優勝を逃した時点で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のチャンピオンが確定するという厳しい状況だ。
F1メキシコGP予選レポート:リカルド今季2度目のポールポジション。フェルスタッペンの最年少記録更新を阻止
そんな中、メキシコGPで速さを見せているのはレッドブルだ。マックス・フェルスタッペンがフリー走行で3連続トップタイムをマーク。予選ではダニエル・リカルドがポールポジション、フェルスタッペンが2番手とレッドブルがフロントロウを独占することになった。
しかし今季、レッドブルは多くの信頼性トラブルに見舞われレースをリタイアしている。実際、今回もFP2終了間際に油圧の問題によりフェルスタッペンがマシンを止めている。
ベッテルは、ここにつけ入る隙があると考えているようで、「おそらくこれまでの戦いで、信頼性では僕たちがベストだと思う」と話した。
「レッドブルはすごく速いし、倒すのは難しい。でも彼らが自滅するかもしれない。どうなるか見てみよう」
「レースは長い。戦略やタイヤが重要になるし、スティントの終盤にどれだけ自信を持てるか、どれだけプッシュできるかも大事だ」
フェラーリは、今週末ストレートで速さを見せているものの、その分コーナーでタイムをロスしているようだ。ベッテルはその原因が空力にあると考えている。
「それはエアロが原因だと思う」とベッテルは語った。
「僕たちはストレートではかなり速い。でもそれは他のマシンよりもダウンフォースが少ないからだと思う。だからストレートでは速いけど、コーナーでは遅いんだ」
「ここはおそらく(空力の)効率性がそれほど影響しないサーキットだと思う。ダウンフォースの絶対量の方が重要なんだ。レッドブルが速いということは予想できた。ルノーは大きなターボを搭載しているので、パワーのロスが少ないんだ」
ストレートでのアドバンテージは、ベッテルがスタートでレッドブル勢の前に出るためには重要となるが、それは簡単なことではないとベッテルは気を引き締めた。
「4番手からトップに立つのは難しいけど、何が起こるかは誰にも分からない。だからスタートに集中し、やってみるつもりだ」
「チャンスがあれば、それを狙っていく。レースは長いし、スタートで前に出るよりもタイヤを管理することが重要になってくると思う。だけどもしスタートで前に出られるなら、やってみなくちゃいけない」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?