【MotoGP】アコスタ、雨のタイGP決勝で3位獲得「忍耐と粘りのレース。冷静でいることが一番大事だと言われていた」

　MotoGPタイGPの決勝レースで3位となったGASGASのペドロ・アコスタ。彼は久々の表彰台を忍耐強く走ることで確保した。

　アコスタは今シーズン大注目のルーキーとしてMotoGPクラスにデビューし、序盤戦は連続して表彰台など好調を見せた。しかし中盤戦以降は転倒もかなり多くなり、なかなか結果を残す事ができない状態が続く。

　転倒回数はここまで25回となっており、これは転倒の多いことで知られるマルク・マルケス（グレシーニ）を上回る数だ。アコスタもこの現状には思うところがあったようで、タイGPスプリントレースを転倒で終えた後には「完走に集中しなくては」と言及していた。

　決勝レースはこのレースウィークで初めてのウエットコンディションで行なわれたが、ここでアコスタは忍耐のレースを見せた。

　好スタートを見せたアコスタは、水しぶきの中タイヤに熱を入れるのに時間がかかってしまい少しトップからは離されたものの、忍耐強くその瞬間を待った。そして反撃を開始。同じKTM陣営のファクトリーチーム勢であるブラッド・ビンダーとジャック・ミラーを追い抜き、3位を獲得した。

「2台のKTM勢とは良いバトルだった。ただ長かったね」とアコスタは言う。

「リズムを掴んで、ブレーキを温めるのに苦労したよ。いくつかの理由から、リヤタイヤの温度を上げるのも簡単じゃなくて、忍耐と粘りのレースだった」

「スタート時にはとても観客が興奮していたと思うけど、僕は冷静でいることが一番大事だと言われていたんだ」

　なお久々に好結果を得たアコスタだが、まだ自分が忍耐強いとは言えないと語り、さらに学びを進めていかなければと語った。

「過去11レースで4回しか完走していないようでは、忍耐強いとは言えないよ。自分たちの日ではないという時があることを受け入れて、学んでいかなくちゃいけない」

　タイGPを終え、今シーズンの残りはあと2戦。アコスタはランキング6番手につけており、KTM陣営ランキングトップ（5番手）のビンダーとは、6ポイント差となっている。

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[hab********]

将来ホンダのマシンが勝てるくらい速くなったら、ぜひ来ておくれ〜
ダメならヤマハでも・・・