MotoGP最終戦バレンシアGPのフリー走行3回目が行われ、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。
リカルド・トルモ・サーキット上空は晴れているもの、気温10度、路面温度8度と非常に低温なコンディションでセッションが開始された。
■MotoGPコラム:さらば、ホルヘ・ロレンソ。18年の歴史で残した”足跡”
開始から各ライダーが早速コースイン。少し遅れてホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)もコースへ向かった。
コース上ではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が序盤からハイペースで走行し、1分30秒898を記録してトップタイムとした。
なお、初日はファビオ・クアルタラロが記録した1分30秒735が総合トップタイムとなっている。
開始から15分、まだペースを上げるライダーは多くない状態だったが、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がターン4で転倒。マシンが大きく破損し、ピットへ戻らざるを得なかった。アビンティアのティト・ラバトもバランスを崩すシーンが見られたが、彼はクラッシュを免れた。
セッションが折返しを迎えようという頃、カル・クラッチロー(LCRホンダ)もターン10でフロントタイヤが切れ込み、転倒を喫してしまった。なおターン10では初日も転倒者が出ている。
しばらくアタックラップが行われない時間が続くが、残り7分程となると一度ピットへと戻っていたライダー達も再度コースイン。予選Q2への直接進出に向けてアタックへ入った。
しかしピットロード出口でアクシデントが発生。フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)がクラッシュし、コースでうずくまってしまうと、一時的にイエローフラッグが掲示された。またコース上ではアレイシ・エスパルガロがこのセッション2回目の転倒を喫した。
コース上ではいよいよアタック合戦が開始され……ロッシが1分30秒630で一気にトップタイムを塗り替えた。しかしライバルも続々とアタックに入っており、ジャック・ミラー(プラマック)が1分30秒543をマークしてロッシのトップタイムを更新した。
さらに、ここでもクアルタラロが速さを見せた。1分30秒232と大きくタイムを縮めてトップに浮上してきた。
セッション残り1分を切る頃、鳴りを潜めていたマルケスもアタックに入ると、1分30秒456を記録して2番手につけた。
程なくしてセッションは終了。FP3トップタイムは初日に引き続きクアルタラロとなった。2番手はマルケス、3番手はミラーだ。
またロッシ、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が4~6番手に並んでおり、ヤマハ勢は全体として良いパフォーマンスを示した。
今戦が引退試合となるロレンソは最終的に14番手タイム。Q1からの予選となった。また中上貴晶の代役として参戦しているヨハン・ザルコ(LCRホンダ)も13番手となり、Q2直接進出はならなかった。
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