現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ボルボ スウェーデンの一般家庭が、自動運転化を目指すボルボの実証実験車で開発サポートを開始

ここから本文です

ボルボ スウェーデンの一般家庭が、自動運転化を目指すボルボの実証実験車で開発サポートを開始

掲載 更新
ボルボ スウェーデンの一般家庭が、自動運転化を目指すボルボの実証実験車で開発サポートを開始

2017年12月14日、ボルボ・カーズ本社は同日からスウェーデンの一般家庭の協力による自動運転車の開発を開始すると発表した。モニター家族はイェーテボリ市内の公道で、自動運転車に試乗した感想をボルボ・カーズのエンジニアにフィードバックすることになる。

ボルボは、現在のレベル2の運転支援システムから、次のステップはレベル3ではなく、完全自動運転となるレベル4の実現を2021年に実用化することを目指し、実証実験車を公道に投入している。

ボルボ XC60が2017?2018日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

この自動運転システムの開発は「Drive Meプロジェクト」と名付けられ、スウェーデンのイェーテボリ地区の公道を走る大規模な自動運転実証実験として行なわれている。新しいインテリセーフ・オートパイロット・テクノロジーを搭載した「ボルボXC90」を将来的に総勢100名の一般ユーザーに提供し、開発のためデータの分析を行なう計画で、一般ユーザーが日常の交通環境下で走行することを実験の原則している。

「Drive Me」プロジェクトに参加するイェーテボリ市在住の最初の2組の家族、ハイン家とシモノフスキー家には、すでにSUV「XC90」が納車され、「Drive Me」をサポートして行く。2018年初めには、さらに3家族が加わり、その後4年間にわたり総勢100名ほどが「Drive Me」に関わる。

ーー両家族は
「このプロジェクトに関与することができて光栄です。多くの命を救うテクノロジー開発に貢献できることを誇りに思います。」とアレックス・ハイン氏(45歳)は語っている。

「Drive Meはボルボ・カーズの重要な研究プロジェクトです。」と、ボルボ・カー・グループ研究開発担当上級副社長のヘンリック・グリーンは話す。「彼らの協力から得られる多くのデータを活かし、より洗練された自動運転テクノロジーの開発を行っていきます。これにより2021年までに完全な自動運転車を提供できると考えています」

ハイン家とシモノフスキー家に納車されたボルボXC90には、最新の運転支援機能と家族の反応をモニターしたり、周囲の道路状況を記録する多数のカメラやセンサーが備え付けられている。

テストの初期段階では、2組の家族は運転する際にステアリングホイールから手を放すことなく運転する。「Drive Meプロジェクト」の全ての参加者は特別なトレーニングを経て、次第により先進的な運転支援機能を持った車両が提供されることになっている。

ボルボ アーカイブ
ボルボ公式サイト

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
motorsport.com 日本版
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村