”未来へ向けたテクノロジー”のため、ル・マン24時間レースに設定されている「ガレージ56」からの参戦を目指すNASCARは、投入されるシボレー『カマロZL1』カップカーのカラーリングを公開した。
今後数週間以内にル・マン24時間を主催するACOから参戦承認を受けると予想されるこのガレージ56プロジェクトは、NASCARとヘンドリック・モータースポーツ、シボレー、グッドイヤーのパートナーシップによって結成されたモノ。投入されるカマロZL1は、現在NASCARカップ・シリーズを走るNext Genカーのシステムやコンポーネントのほとんどを引き継いでいる。
■ただのステッカーじゃありません! ル・マン仕様NASCARカップカー、ヘッドライトを初搭載。性能はGT3より上?
過酷な耐久レースに向けた変更点としては、機能的なヘッドライトとテールライト、より大きな燃料タンク、カーボン製ブレーキディスク、専用設計のグッドイヤー製レーシングタイヤなどが挙げられる。
これまでの走行テストではマットブラック塗装のマシンが使用されてきたが、記念すべき第100回目のル・マン24時間となる2023年大会へ向け、マシンは正装に着替えた。
今回公開されたマシンはメタリックブルーとシルバーを基調に、シボレーのゴールドがアクセントとしてあしらわれた。そしてNASCARを背負って立つ一台として、ボンネットには誇らしげに星条旗が掲げられた。
発表に際しNASCARの会長兼CEOのジム・フランスは次のように語った。
「このプロジェクトの当初から、ル・マンに持ち込むマシンは真のNASCARストックカーであることが重要だった」
「24時間の耐久レースに参戦するためにいくつかの調整が行なわれたが、ル・マンのファンもNASCAR体験をしっかりと味わうことができるだろう」
NASCARのガレージ56プロジェクトは、2022年8月からサーキットテストを開始。その際は、ル・マン24時間での総合優勝経験を持つマイク・ロッケンフェラーがロード・アトランタでマシンを走らせた。そして、ル・マン24時間へ臨むドライバーラインナップにはロッケンフェラーに加えて、NASCARカップ・シリーズで7度王者に輝いたジミー・ジョンソン、2009年のF1世界王者のジェンソン・バトンと名だたる名前が並んだ。
バトンはガレージ56からのル・マン24時間参戦について、次のように語っている。
「みんなはNASCARの本当の姿を見るべきだと思うし、それを体験できるようになる。他のチームを見るのも、マシンと僕らが目指しているモノに関するファンの意見を聞くのも、本当に楽しみだ」
ロッケンフェラー、ジョンソン、バトンというラインナップについて、プロジェクトマネージャーを務めるチャド・ナウスは、”完璧な”組み合わせだと考えている。
「このプロジェクトが始まった時、我々はエリートだと思える男性か女性を揃えようと考えていた」とナウスは言う。
「そしてこのマシンに乗り込んでル・マンにNASCAR代表として参加するのに必要な、完璧な組み合わせが完成した」
NASCARのガレージ56プロジェクトでは、ロード・アトランタに加えてバージニア・インターナショナル・レースウェイ、グッドイヤー試験場、カロライナ・モータースポーツパーク、セブリング・インターナショナル・レースウェイ、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイの6会場で走行テストを実施。計5,793kmを走破している。
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頑張って下さい