現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【最新SUV研究】もはや BMWを超えた!? マツダCX-60のドライビング・エンターテインメント性能を実感

ここから本文です

【最新SUV研究】もはや BMWを超えた!? マツダCX-60のドライビング・エンターテインメント性能を実感

掲載 180
【最新SUV研究】もはや BMWを超えた!? マツダCX-60のドライビング・エンターテインメント性能を実感

2つの武器を持つプレミアム、それがCX-60

 CX-5での成功体験を踏まえ、マツダは本格的にプレミアムという新領域(ラージ商品群)にチャレンジする。その武器として、縦置き後輪駆動ベースのアーキテクチャーと直列6気筒エンジンを新開発した。
 第1弾のCX-60の開発コンセプトは「ドライビング・エンターテインメント」。運転するほど元気になり、行動範囲を広げ、家族や仲間との新しい楽しさを味わわせてくれるクルマとして開発したという。「走る歓び」を追求してきたマツダらしいアプローチである。

驚くべきコスパ!? 299万2000円から購入できるマツダ期待の高級SUV、CX-60の気になる商品性

 パワートレーンは、4気筒ガソリンのPHEV、6気筒ディーゼルおよび同MHEV、4気筒ガソリンの計4種類が用意される。ディーゼルのMHEVとガソリンのPHEVのプロトタイプにテストコースで試乗した印象は、どちらも上々だった。

 直6ディーゼルは3.3リッターという排気量から受けるイメージに対しては控えめな気もしたが、発進直後に効果を発揮するMHEVが、出足を軽やかにしてくれていて、低~中速域ではディーゼルらしい豊かなトルクを味わえた。迫力ある効果音でエンジンの鼓動と音が楽しめるのもうれしい。
 PHEVは大きなモーターと十分なバッテリー容量により、60km以上の距離をEV走行できるのがポイント。走りは瞬発力があり、エンジンが加わったときの加速はかなり力強い。電動車らしく静粛性もハイレベルに仕上げられ上質感も十分。走りはPHEVとしての新鮮味があった。ノーズが軽くハンドリングがスポーティな点も好印象だ。

 マツダにはロードスターで培ってきたFRのノウハウがある。CX-60はその経験が存分に生かされている。FFではピッチ挙動が出がちで前後に揺さぶられがちなところ、バウンス挙動で凹凸をいなす乗り心地を実現できるのは、FR化の大きなメリットのひとつだ。

 内外装は上質。定評あるマツダの新世代商品群の流れを継承しながら、これまでにない表現にも挑戦した。西陣織から着想を得たというプレミアムモダンの室内装飾は極めて斬新で興味深い。一方のプレミアムスポーツのタン内装も鮮烈で目を引く。
 視界も良好である。クルマ自体の死角が少なくなるよう配慮されているほか、360度モニターに新たにシースルービューを加えるなど進化している。さらに安全機能も万全。マツダ独自のドライバー・パーソナライゼーションシステムやドライバー異常時対応システムのメリットを感じるシチュエーションもあるだろう。
 CX-60のドライビングパフォーマンスは魅力的。本当に楽しみだ。

マツダCX-60主要諸元

グレード=XDハイブリッド・プレミアムモダン
価格=8SAT 547万2500円
全長×全幅×全高=4740×1890×1685mm
ホイールベース=2870mm
トレッド=フロント:1640/リア:1645mm
最低地上高=180mm
車重=1940kg
エンジン=3287cc直6DOHC24Vディーゼルターボ(軽油仕様)
最高出力=187kW(254ps)/3750rpm
最大トルク=550Nm(56.1kgm)/1500~2400rpm
モーター最高出力=12kW(16.3ps)/900rpm
モーター最大トルク=153Nm(15.6kgm)/200rpm
WLTCモード燃費=21.0km/リッター(燃料タンク容量75リッター)
(市街地/郊外/高速道路:18.0/21.2/22.4km/リッター)
サスペンション=フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=235/50R20+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.4m

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
乗りものニュース
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
レスポンス
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
AUTOSPORT web
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
AUTOSPORT web
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
motorsport.com 日本版
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
VAGUE
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
くるまのニュース
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
レスポンス
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
ベストカーWeb
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
WEB CARTOP
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
AUTOCAR JAPAN
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
レスポンス
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
ベストカーWeb
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
くるまのニュース
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ベストカーWeb
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
WEB CARTOP
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
motorsport.com 日本版
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

180件
  • 試乗レポートは割とどの人も微妙だが。年次改良されてから買うのが吉。マツダの初物は危険。cx5見ればわかるでしょう。初期と後期別物ですから
  • BMWを超えた!?
    流石にこれは言いすぎやろう!このライターの知能がわかるわ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村