日産 GT-R50 byイタルデザインを50台限定販売 価格は1億2740万円

日産自動車は7日、「GT-Rニスモ」をベースに、イタリアのカロッツェリア、イタルデザインと共同開発したスペシャルモデル「ニッサン GT-R50 by イタルデザイン」を、50台限定で販売すると発表した。

ニッサン GT-R50 by イタルデザインは、GT-Rとイタルデザインが2019年と2018年に生誕50周年を迎えることを記念し、企画されたコラボレーションモデル。今年7月に開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでプロトタイプが披露され、その後、欧州や米国、日本で展示された。

このたび受注が開始される市販モデルもプロトタイプのデザインを踏襲しており、生産はイタルデザインが担当する。業務分担は、開発、設計、製造をイタルデザインが、外装および内装デザインはロンドンの日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが担当した。

映像では、イタルデザインにおける設計・開発の模様が紹介されており、職人がボディのシートメタルを叩きながら加工したり、カーボンパーツを装着したりする様子を見ることができる。

なおボディカラーは、顧客が内外装に好きなボディカラーの組み合わせを指定できるという。

価格は、税抜きで99万ユーロ（約1億2740万円）。納車は2019年から2020年にかけて行われる予定となっている。なお注文および問い合わせはイタルデザインが窓口となり、ウェブサイト「www.GT-R50.nissan」にて受け付ける。