FIA F2選手権などのシングルシーターカテゴリーの強豪チームであるプレマ・レーシングは、世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスに参入することを2021年に発表していた。
1月12日、プレマはそのドライバーとして、元F1ドライバーのロバート・クビサやF2などで活躍したルイ・デレトラ、FIA F3で優勝経験があるロレンゾ・コロンボを起用すると発表した。
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クビサとデレトラは、チームWRTのドライバーとしてヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)を戦った。さらにル・マン24時間レースでは、ファイナルラップの時点でクラス首位に立っていたが、トラブルにより土壇場でリタイアするという、つらい体験を共有している。
一方、コロンボは2021年にF3参戦を開始した21歳の若手ドライバーであり、スポーツカーレースの経験はない。
なお、クビサのスポンサーである『Orlen』に配慮し、チームはプレマ・オーレン・チームとして運営されるようだ。
プレマの代表であるレネ・ロシンは、次のように語った。
「これほど多くのポテンシャルを秘めた素晴らしい試みをスタートさせることは、そうそうあることではないし、世界耐久選手権やル・マン24時間レースに参戦することは、信じられないほど刺激的だ」
「私は、チームが限られた時間の中でどれだけの仕事をしたかを誇りに思う。そして我々のドライバーラインアップは、このチャンスを活かすことができると確信している。ロバートがプレマ・オーレン・チームに加入するのは素晴らしいことだし、ルイと組めば、おそらく最強のコンビになるだろう」
「さらに、ロレンゾと一緒に仕事ができることも楽しみだ。彼はシングルシーターで最も興味深い存在であり、ルーキーとして素早く学習していくと確信している」
ウイリアムズやBMWザウバー、ルノー、アルファロメオでF1をドライブしたクビサ。彼はF3ユーロシリーズ時代にプレマに所属しており、彼にとっては古巣に戻る形となった。
「ロシン一家や当時の主要メンバーも知っているし、長い時間が経ったけれど、チームが非常に高い競争力を持っていることはシングルシーターで知っている」
そうクビサは語った。
「2021年はル・マンとバーレーンの計3回しかFIA WECに参戦していないので、チームにとっても僕にとっても新たな挑戦となる」
「昨年のELMSとル・マンで知り合ったルイ、そしてロレンゾと一緒に仕事ができることをうれしく思っている。多くの作業と献身が必要とされるこの挑戦を楽しみにしている」
「大きな問題なく、力強くシーズンをスタートできることを願っている。目の前に集中することがたくさんあるので、開幕が待ち遠しい」
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