手ごろな価格で買えるトールワゴンは断捨離にオススメ!
わが家も一時そうだったのだが、家族のためにミニバンを所有し、しかし子離れ(結婚、家族の減少など)で家族が減っても、なんとなく多人数乗用車であるミニバンに乗り続けているケースがあるはずだ。視界が高く運転しやすい、両側スライドドアが便利そう、室内空間の広さは捨てられない……などさまざまな理由があると思うのだが、もし、夫婦2人、あるいは家族4人、3列目席はここ何年も使っていない、というなら、断捨離ならぬ、クルマのスリム化を計ってみたらどうだろうか。
ファミリー向けなのに生活感ゼロ! ウソみたいな両立を実現したオシャレミニバン5選
そう、あえて国産ファミリーミニバンの定番と言えるボックス型ミニバンのデカさを捨て、大は小を兼ねない、いや、小は大を兼ねるようなクルマに乗り換えるのも手ではないか。
ターゲットは、国産車ならミニバン感覚で使える、プチバンと呼ぶべき5ナンバーサイズの両側スライドドアを備えたトールワゴンである。運転視界はミニバン並みに高く、両側スライドドアによって後席の乗り降りは楽々。大きく開くバックドアが直射日光や雨を遮ってくれるひさしになり、背の高い観葉植物のような荷物も立てて積載できる点も、ボックス型ミニバンと変わらないのである。違うのは、3列目席がないだけ……と言っても過言ではない。
しかも、今、手ごろな価格で買えるトールワゴンの後席は、コンパクトカーはもちろん、大型セダンよりも広々。足もとはフラットフロアで、ボックス型ミニバンのお約束装備と言えるスライドドア部分のロールサンシェードも備わっているから、快適度は文句なしというわけだ。
後席空間や積載量を犠牲にせずコストダウンに貢献する
具体例を挙げれば、トールワゴンの新型スズキ・ソリオは、身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で頭上に約220mm、165mmスライドする後席を最後端位置にセットすれば、膝まわりに最大360mmものスペースがあり、最大56度のリクライニング機構や後席用パーソナルテーブルもあり、かなりゆったりと寛ぐことができるのだ。
同種のトヨタ・ルーミー、ダイハツ・トールなら、同190mm、385mmとなる。Mクラスボックス型ミニバンのトヨタ・ノア&ヴォクシーが同260mm、300mm(ロングスライドで600mm)、ホンダ・ステップワゴンが同290mm、360mmだから、頭上方向はともかく、膝まわり方向のゆとりでは、まったく劣らないと考えていい。
もちろん、5ナンバーでコンパクトかつ軽量な分、燃費はいいし、エンジンの排気量がマイルドハイブリッドを採用するソリオで1.2リッター、ターボエンジンも用意するルーミー&タンクで996ccだから、税金も安い。
とくにソリオはスズキ流に幅が狭いボディ(1645mm/ルーミー&タンクは1695mm)を採用するだけに、狭い道や駐車スペースでもラクラク至極。運転が苦手なドライバーでも、見晴らし視界、小まわり性の良さもあって、運転のしやすさは文句なく、自信を持ってドライブに出かけることができるに違いなし。
さらに夫婦やカップルの2人乗車なら、トールワゴンとカテゴリー分けされるだけあって、後席をフラットに格納することで、下手なワゴンよりも大容量のラゲッジスペースが出現。ソリオの場合、その寸法は幅1020mm、ほぼフラットになるフロア奥行1390mm、天井高980-1000mmと、小さな引っ越しができるぐらい広いのである。大型犬の飼い主が、ワゴンでは無理な大型クレートを設置することもできるほどである。
国産ミニバンを卒業し、そろそろ輸入車もいいかな……というのであれば、広大な室内空間と機能性がウリのルノー・カングー、プジョー・リフター、シトロエン・ベルランゴといった、両側スライドドア(さすがに電動ではないが)を備えたプチバン的超実用車がある。
2列シートながら高天井、豊富な収納、広大かつ使いやすいラゲッジスペースが特徴で、いずれもフランス車だけあって、シートのかけ心地の良さ、乗り心地は絶品。価格もお手頃で(カングー264万7000円~、ベルランゴ312万円~)、入門輸入車としてもお薦めできる3台だ。国産トールワゴン同様、ミニバンからの乗り換えでも、豪華さこそないものの、しっくりくることは間違いなしである。
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みんなのコメント
バイク、なんだけどね。
必要だから乗ってるんだ。大きなお世話。