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アウディ、Q4 スポーツバック e-tron コンセプトを初披露

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アウディ、Q4 スポーツバック e-tron コンセプトを初披露

独アウディは7月7日、電動SUVクーペのコンセプトモデル「Q4 スポーツバック e-tron コンセプト」を発表した。

Q4 スポーツバック e-tron コンセプトは、昨年3月のジュネーブショーに出展された「Q4 e-tron コンセプト」をベースに、クーペ風のルーフラインを持つ専用ボディを与え、よりスポーティなイメージを押し出したモデル。これによりQ4シリーズは、通常のSUVタイプと、クーペSUVという2タイプのボディバリエーションが設定されることとなり、好みに応じた選択が可能になる。

ボディサイズは全長4.6m×全幅1.9m×全高1.6m、ホイールベースは2.77mとされ、ベースモデルに比べ全長がプラス1cm、全高はマイナス1cmとなる。スタイリングは異なるものの、フロントのオクタゴン(八角形)グリルや、横一杯に広がったリアコンビネーションランプなどは、両モデルに共通のデザインアイコンとなり、e-tronファミリーに属することは遠目からも明確だろう。

フォルクスワーゲングループの中-小型EV用モジュラープラットフォーム「MEB」を採用することで、スペースを犠牲にすることなく82kWhのバッテリーを床下に搭載。パワーユニットはフロント75kW(101hp)/150Nm、リア150kW(201hp)/310Nmのツインモーターで、システム総合出力は225kW(302hp)となる。駆動方式はアウディ伝統のAWD「クワトロ」だが、前後車軸を機械的につなぐ機構は一切なく、通常は後輪モーターのみを用い、モアパワーが必要な状況でのみ前輪モーターにも電力が供給される仕組み。また、後輪駆動モデルも設定される予定だ。最高速度は180km/hに制限されるものの、0-100km/h加速は6.3秒という快足ぶりで、低重心かつ50:50の理想的な重量配分もあり、ハイレベルな走行性能を実現している。気になる航続距離は欧州計測値で450kmを超えるとのことだから、ロングドライブも問題なくこなせそうだ。

アウディの電動化戦略で重要な位置を占めるQ4 e-tron。SUVおよびクーペSUVという水も漏らさぬラインナップにより、メルセデスやBMWなど競合モデルとの戦闘準備は万全だ。アウディによれば、量産モデルの発売は2021年を予定しているという。


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