4月にサウジアラビアで開催された、電動SUVによるオフロードレース『エクストリームE』の初戦デザートXprix。レース自体は成功裏に終わったものの、砂埃がひどかったため、予選はタイムトライアル形式に変更。決勝レースの台数も4台から3台に削られた。また先行車が巻き上げる砂埃で視界が悪かった影響か、オーバーテイクは第1コーナーでしか起こらなかった。
今週末、セネガル・ダカールの塩湖『ラックローズ』で開催されるエクストリームEの第2戦は、オーバーテイクを増やすため、より低速でテクニカルなレイアウトが採用されるようだ。また、砂浜でのレースとなるため、4台でのレースも実施されるという。
【動画】エクストリームE デザートX-Prix: 全レースハイライト
エクストリームEのサーキットデザインコンサルタントであり、オフィシャル・リザーブドライバーでもある、2度のDTM王者ティモ・シャイダーは、次のように述べている。
「かなりの高速コースだったサウジアラビアの後は、よりテクニカルなコースで、より多くのラインをとることが可能で、全体的に低速なコースを目指していた」
「それが実現できた。1周目を走ってみて、それに成功したことに満足している。我々が望んでいた通りの結果だ。トリッキーなエリアもあるが、危険なエリアはない」
「だが、まだ注意しなければならないエリアがあるので、スピードやドライビングを管理しなければならない」
「いくつかのステージではスピードを出しすぎるとクルマにダメージが生じたり、スピンしたり、あるいは横転してしまう可能性もあるが、それは望んでいない」
「最終的に、ドライバーたちはサウジアラビアとは全く異なるコースレイアウトに直面することになる。可能性という意味で、レースはより良いものになるだろう。私はそれが好きだし、それこそがピュアなレースだ」
「彼らは(1コーナーの後)ラップの残りの部分でも一緒に走ることになるだろう」
それでもオーバーテイクが困難だった場合、チャンピオンシップの共同創設者であるアレハンドロ・アガグは”スーパーセクター”のタイムを競うというアイデアの採用も検討しているようだ。
これは指定されたセクターを最速で走り抜けたドライバーのチームに5ポイントが与えられるというものであり、「常に限界まで攻めようとする動機」を確保するための措置だ。
2001年に三菱パジェロでダカールラリーを制した経験を持つ、オフィシャル・リザーブドライバーのユタ・クラインシュミットは、次のように話した。
「私たちは(新しいサーキットを)気に入っています」
「非常にテクニカルで、サウジアラビアとはまったく違うものです。ここではスピードが遅く、ダストも少なく、特に日曜日のオーバーテイクが容易になります」
「多くの走行ラインを見つけられるでしょう。非常にチャレンジングです」
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