イタリア・ムジェロでMotoGP第7戦イタリアGPのスプリントレースが行なわれた。優勝したのはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。
土曜日午前に行なわれた予選では、ホルヘ・マルティン(プラマック)が今季3度目のポールポジションを獲得。ディフェンディングチャンピオンのバニャイヤが2番手に続いた。
■止まらないマルティン、レコード更新しポールポジション獲得。マルケス転倒も上位4番手確保|MotoGPイタリアGP予選
3番手マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)の周りをドゥカティ勢が囲み、7番手ペドロ・アコスタ(GASGAS)より前を母国戦のイタリアメーカーが独占する形となった。
日本メーカーはヤマハのアレックス・リンスが10番手。ホンダ勢はジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)の17番手が最上位。LCRホンダの中上貴晶は23番手スタートだ。
気温24度、路面温度43度で11周のスプリントがスタートすると、良い蹴り出しを見せたのはバニャイヤ。その後ろにエネア・バスティアニーニが続き、ドゥカティファクトリーのワンツー体制。マルティンは3番手に落ちた。
それ以上のロケットスタートを見せたのが、KTMのブラッド・ビンダー。13番手から一気に4番手に浮上した。そのビンダーにマルク・マルケス(グレシーニ)が襲いかかり、2周目のターン1で4番手を奪った。
スタートで出遅れたマルティンだったが、すぐにバスティアニーニを交わすとバニャイヤを逃がすまいと追走。しかしバスティアニーニも食い下がり、3周目のターン1でインに飛び込んだ。
バスティアニーニはバイクを止めきれずラインが膨らみ、クロスラインをとったマルティンと交錯。挙動を乱して転倒したバスティアニーニは、ピットに戻ってレースを終えることになった。
これでバニャイヤ、マルティン、マルケスと今季何度も優勝争いを繰り広げてきた3台が抜け出す形に。中でもバニャイヤは快調そのもので、マルティンとマルケスが争う間にリードを広げた。
6周目にマルティンをマルケスが交わした時点で、バニャイヤのリードは1.1秒。その後もじわりじわりと後続を引き離していった。
マルケスに振り切られたマルティンは、8周目のターン1で転倒。得意のスプリントでリタイアに終わった。
一時は1.4秒ほどまで広がったバニャイヤのリードだが、マルケスは終盤にギャップを削り0.7秒差まで迫ったものの、バニャイヤは決定的なチャンスを与えず11周を走りきった。
スプリントを課題としていたバニャイヤだが好スタートからトップを譲らず。今季初めてのスプリント表彰台が優勝となった。
2位はマルケス。最後はポジション確保を重視したか、1.469秒差のチェッカーとなった。
3位はペドロ・アコスタ(GASGAS)。このレースを前に来季のKTMファクトリー昇格が発表されたばかりだが、早速結果を残した。7番手からスタートしたアコスタは、来季のチームメイトとなるビンダーもパスして4番手に浮上すると、マルティンのリタイアで表彰台を掴み取った。
日本勢はリンスの13位が最上位。ホンダはヨハン・ザルコ(LCRホンダ)が15位、中上はその後ろ16位だった。
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