2023年F1カタールGP決勝で、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは8位、周冠宇は9位を獲得、ダブル入賞を果たした。6ポイントを獲得したアルファロメオは、コンストラクターズ選手権において、ハースを抜いて8位にポジションを上げた。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオ・F1チーム・ステーク)
決勝=8位(57周/57周)
9番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード→ハード
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僕らにとって素晴らしい一日になった。この結果を持ち帰れたことに、心から満足している。コース上は暑くて湿度も高く、かなり過酷なコンディションで、それがこの仕事を一段とタフなものにした。けれども、僕らに好成績を望めるポテンシャルがあることは分かっていたし、明瞭な戦略とミスのないレース運びによってそれを実現することができた。
このダブルポイントフィニッシュは、サーキットだけでなくヒンウィルのファクトリーで働く人たちも含めたチーム全体にとって、何よりの報いになる。アップグレードを機能させるために、彼らは何週間もハードワークを続けてきたからだ。僕らはこのパッケージからポテンシャルを引き出し続けている。今後のレースに向けて勇気づけられるよ。
今日のポイント獲得で、コンストラクターズ選手権の順位を8位に上げることができた。さらに進歩して今季の目標を達成するために、ハードワークを続けるつもりだ。
■周冠宇(アルファロメオ・F1チーム・ステーク)
決勝=9位(57周/57周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
スゴいレースだった。グリッド最後列からトップ10まで来たからね。まず戦略が良かったし、タイヤもうまくマネージメントできて、これといったミスもなかった。それらが揃ったことが、今日の成績へのカギになったと思う。
僕はハードタイヤではすごく速くて、最終スティントのペースは素晴らしかった。そのおかげでライバルたちと対等なペースで走れたんだ。最後のスティントでは次々とペナルティが出て、誰が何位なのか不明確だったから、最終的に9位に入れてうれしいよ。
決して楽なレースではなく、順位を争う中でオーバーテイクをうまく決めたり、必死でディフェンスをしたりする必要があった。同時にトラックリミットを守ることも重要だったけど、それも何とかうまく対処できた。
いまは本当に疲れ切っている。こんなコンディションで、これほどハードにプッシュしたのは初めてだ。けれども、しばらく厳しい時期が続いていただけに、これはチームのみんなにとって素晴らしい褒賞になった。難しい状況に陥っても、僕らは決してあきらめなかった。だからこそ、大事な場面でレースをうまくまとめて、結果を出せたのだと思う。
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