F-PACEに続くSUV第2弾 代表「自信」
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーSUVの第2弾となる「E-PACE」を、2018年2月22日、都内にて日本初披露し、同日より発売開始した。
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ジャガー初のSUV、「F-PACE」に続いて投入されたのは、よりコンパクト、よりスポーツカーライクなフォルムを纏ったSUVとなった。
プラットフォームは、レンジローバー・イヴォークのFFプラットフォーム採用しているのもポイントで、本国仕様では、FFモデルも投入されるが、日本では全車が4WD仕様となるので、駆動方式の違いを意識させることはなさそうだ。
登壇したマグナス・ハンソン代表取締役社長は、E-PACEが社内では「ベイビー・ジャガー」の愛称で親しまれていることに触れ、その意味を「小さいこと」と「最も新しいジャガー」であると説明。そして、このニューフェイスのコンパクトかつスポーティなキャラクターは日本にも最適とし、「F-PACE同様の成功をし、新たなジャガーユーザーを迎えられると確信している」と、新型車への強い自信をうかがわせた。
F-タイプと共通項 ガソリン/ディーゼル2本立て
ジャガーSUVは、同ブランドのスポーツカー「F-タイプ」から多くのインスピレーションを得ているが、E-PACEは、その色がより濃く、内外装の各部にF-タイプのディテールを見ることができる。つまりスポーツカーライクなキャラクターを全面に打ち出しているわけだ。特にコクピットは、F-タイプを彷彿させ、ATセレクターもダイヤル式ではなく、F-タイプ同様のグリップタイプとなる。
その走りを支えるパワートレインは、最新の2.0ℓ4気筒ターボである「インジニウム」のガソリンとクリーンディーゼルを搭載するが、これらのエンジンは、既に現行型のモデルにも搭載されており、性能面での評価も高い。さらにジャガー初の9速ATを組み合わせたことで、俊敏な走りに加え、燃費効率にも期待が持てそうだ。
コンパクトSUVと謳うが、キャビンとラゲッジスペースはファミリカーとしても活躍できる実用性も備える。そして、ジャガーながらエントリー価格を451万円としたことで、今までよりも若い3~40代のユーザーの獲得、そして女性ユーザーの比率の拡大にも力を入れていき、英国ラグジュアリーブランドであるとともに、伝統的にスポーツカーを送り出してきたジャガーが持つ若々しい一面を、このE-PACEを通して訴求していくという。
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