BRP、ミニ・チャレンジ・ジャパンとTGRヤリス・カップにフル参戦。ミニは選手権3連覇、ヤリスは東西両シリーズに挑む

　3月15日、BMRミニ・チャレンジ・ジャパンとTGRヤリス・カップに参戦するBirth Racing Project【BRP】は、両シリーズの2024年の参戦体制を発表した。

　ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE（スーパー耐久）を筆頭に、国内のあらゆるレースシリーズに参戦しているBRP。3月13日にはスーパー耐久の参戦体制を発表しているが、そのわずか2日後に、これまでチームが戦ってきた2シリーズについても継続して参戦を行うことを明らかにした。

　迎える2024年シーズンについて、昨年は4台体制を築いてきたミニ・チャレンジ・ジャパンには、3台へと台数を変更して参戦を行う。

　シリーズ2連覇を達成している1号車は、これまで通りQUETTAグループ（モトーレン仙台グループ）とともにJCWクラスに引き続き参戦し、ドライバーの木村建登とともに3連覇を目指す。

　そして、2023年シーズンよりSYCG Racing（三洋自動車）とともに参戦を開始した3号車は、戦いの舞台をCPSクラスからJCWクラスへとステップアップ。ドライバーにはいとうりなを起用し、新たなチャレンジをスタートさせる。SYCG Racing（三洋自動車）とともに走らせるもう一台の33号車は、大西久之がドライバーとなって引き続きCPSクラスを戦うこととなった。

　また、同じタイミングで発表されたTGRヤリス・カップについては、TGRヤリス・カップ2024東日本シリーズと、TGRヤリス・カップ2024西日本シリーズの両選手権にフル参戦することを決定した。

　こちらは、19号車BRP★名神タイヤNUTEC制動屋ヤリスの1台体制を継続し、ドライバーには黒田保男を起用。これまで積み重ねてきた経験と知見を胸に、2024年シリーズに挑戦する。

　Birth Racing Project【BRP】の奥村浩一代表は、「今後も継続して、新規ディーラーチームの参戦をしっかりとサポートし、敷居が高いと感じるレースを身近に感じて頂けるサポートを、全国のBMW・ミニディーラーに提供して参ります。年々新しい取り組みを展開して、盛り上がりを見せているミニ・チャレンジ・ジャパンですが、今年もBRPとして積極的に参戦し、シリーズ全体を少しでも盛り上げるように努めていきたいと思っています」と、シリーズの興行にも想いを寄せつつ、参戦の意気込みを語った。

　また、TGRヤリス・カップについても「結果はまだまだ思い通りにはなりませんが、実際に参戦しないと手に入れる事ができない、大変貴重な経験とデータを蓄積する事ができました」と、これまでに感じてきた難しさと経験が、チームの力となってきている実感を明かしている。

「今年は東西シリーズの2シリーズに参戦いたします。チーム一丸となりしっかり戦って新しい経験を積みながらより良き結果を出せるように、ナンバー付きワンメイクレースの新境地に向けて3年目のチャレンジをしていきますので、是非皆様引き続きのご支援・ご声援何卒よろしくお願い致します」

Birth Racing Project【BRP】
2024年BMRミニ・チャレンジ・ジャパン参戦体制
No.1：TEAM QUETTA F56 JCW EVO
ドライバー：木村建登

No.3：SYCG Racing MINI津／四日市 F56 JCW EVO
ドライバー：いとうりな

No.33：SYCG Racing MINI津／四日市 F56 CPS
ドライバー：大西久之

Birth Racing Project【BRP】
2024年TGRヤリス・カップ参戦体制

No.19：BRP★名神タイヤNUTEC制動屋ヤリス
ドライバー：黒田保男