今季からペトロナスSRT・ヤマハに加わり、MotoGPを戦っているバレンティーノ・ロッシ。しかしここまで4レースを終えた段階で、わずか4ポイントの獲得に留まっている。
チームとロッシの契約は今年1年限りとなっており、来季以降の契約については、シーズン序盤の成績が重要になってくる。そんな状況下での前述の成績は、様々な方面から懸念の声が上がっている。
■“キャリア最悪”のシーズンスタートを送るロッシ、ヘレステストで一歩前進? 「チームがサポートしてくれている」
ロッシの今季第4戦までの入賞は、開幕戦の12位ただ1回のみ。これは、ロッシが戦ってきた26シーズンのうちで、最悪のシーズンスタートだということになる。
1993年のWGP、500ccクラスの王者であるケビン・シュワンツは、今季のロッシについて次のように語る。
「カタールでは、予選で少しばかり良い感じに見えた。しかしその後、ポルトガルとヘレスで彼は本当に苦労し、以前のようにレースで大きく順位を上げることもできなかった」
「彼が快適に感じられるレベルのモノがバイクにないだけかもしれないし、ヤマハがバイクを良くするために準備した何かがあるのかもしれない。そしてロッシがそれを手にするのは、おそらく最後なのだろう」
「それは誰にも分からない。でも私は、ロッシにはまだ戦う力が残っていると確信している」
ロッシがレースを楽しめていないのではないかと尋ねられたシュワンツは、「そんなことはない」と語り、次のように続けた。
「いや、ライダーとしては、これまでで最も難しい状況のひとつだろう」
「私は、1995年の最初の数レースのことをよく覚えている。良い予選を戦うことはできず、下位の方でレースを終えることになった。それまでのように、表彰台や勝利のために戦うことはできなかった」
「それはライダーとして、そして誰にとっても本当に難しいことだ。レースは楽しい。僕らはみんな、勝つのが大好きだからね。でも勝つチャンスがない時には、レースはもうそれほど楽しいモノではなくなってしまう」
「でも今回の場合は、何が本当の答えなのかは分からない」
「彼がよく知っているサーキット、勝ったことのあるサーキットに行けば、それは彼が立ち直るのを助けることになるだろう」
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