「ポルシェ・タイカン4クロスツーリスモ」はラフロードでの走破性も高いオールラウンドEVスポーツモデル
3月5日、ポルシェジャパンは前日の4日にドイツで発表された新型ピュアEV「タイカン・クロスツーリスモ」の日本導入を発表し、同日より予約受注を開始した。
●「タイカン クロスツーリスモ」国内モデルラインアップ
・タイカン4クロスツーリスモ:13,090,000円
・タイカン4Sクロスツーリスモ:15,020,000円
・タイカン・ターボ・クロスツーリスモ:20,240,000円
※価格は消費税込み
3月4日にオンラインで開催されたワールドプレミアに際し、ポルシェAGのオリバー・ブルーメ会長は次のように述べている。
「ポルシェは、2019年の最初のフル電動スポーツカーの市場投入とともに重要なメッセージを発信しました。私たちは持続可能なモビリティのパイオニアを自認しており、2025年までにポルシェが提供するすべての新車の半数が電気自動車、またはエレクトリックドライブを搭載するプラグインハイブリッド車になると考えます。2020年には、ヨーロッパで販売したすべての車両の3分の1にエレクトリックパワートレインが搭載されていました。未来はE-モビリティのものです。私たちは、タイカン・クロスツーリスモによって、この方向へとさらに大きな一歩を踏み出します」
ポルシェはタイカンにクロスツーリスモを追加することで、フル電動スポーツカーシリーズのモデルレンジを拡大、持続可能なモビリティの体系的な追求を継続する。タイカン・クロスツーリスモは、タイカンのスポーツサルーンと同様に800Vアーキテクチャーによる革新的なエレクトリックドライブを採用。さらに、4WDとアダプティブエアサスペンションを備えた新しいハイテクシャシーがオフロードでも妥協のないダイナミクスを保証する。クロスツーリスモは、後席乗員のために47mm高くなったヘッドルームと、大型テールゲートから積み込み可能な1200Lを超える積載量によって、真のオールラウンダーとなっている。
本国仕様のボディサイズは全長4974×全幅1967×全高1409(タイカン・ターボ・クロスツーリスモは1412)mmで、ホイールベースは2904mm。4ドアサルーンのタイカンと比べて11mm長く、1mm幅広く、14mm高く、ホイールベースは4mm長い。
エクステリアは2018年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトスタディ「ミッションEクロスツーリスモ」にほぼ従っている。そのシルエットは、ポルシェのデザイナーが「フライライン」と呼ぶ、後方に向かって傾斜するスポーティなルーフラインによって定義。
オフロードデザインエレメントには、ホイールアーチトリム、ユニークなフロントとリヤのロワエプロン、およびサイドシルが含まれる。クロスツーリスモは、オフロードデザインパッケージの一部として、フロントバンパーとリヤバンパーのコーナーとシルエンドに専用フラップも備えおり、これはエクステリアを際立たせるだけでなく飛び石からもボディを保護する。
日本仕様は上記のように3グレードが設定され、そのすべてに総容量93.4kWhのパフォーマンスバッテリープラスが標準装備されている。各グレードのスペックは以下のとおり。
「タイカン4クロスツーリスモ」
モーター最高出力:380ps(ローンチコントロール時のオーバーブースト出力476ps)/0-100km/h加速タイム:5.1秒/最高速度:220km/h/航続距離:389~456km(WLTP)
「タイカン4Sクロスツーリスモ」
モーター最高出力:490ps(ローンチコントロール時のオーバーブースト出力571ps)/0-100km/h加速タイム:4.1秒/最高速度:240km/h/航続距離:388~452km(WLTP)
「タイカン・ターボ・クロスツーリスモ」
モーター最高出力:625ps(ローンチコントロール時のオーバーブースト出力680ps)/0-100km/h加速タイム:3.3秒/最高速度:250km/h/航続距離:395~452km(WLTP)
これらすべてのモデルに、4WDとアダプティブエアサスペンションを備えたハイテクシャシーを標準装備。オプションのオフロードデザインパッケージを選択すると、最低地上高が最大30mm高くなる。つまり、クロスツーリスモは難易度の高いオフロード地形の走行も可能で、標準装備の「グラベルモード」がラフロード走行への適合性を向上させている。
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みんなのコメント
ただ、サイズがデカすぎる。