現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > F1オーストリアGP FP2:初日はメルセデスが上位独占。レーシングポイントのペレスが3番手に

ここから本文です

F1オーストリアGP FP2:初日はメルセデスが上位独占。レーシングポイントのペレスが3番手に

掲載 更新
F1オーストリアGP FP2:初日はメルセデスが上位独占。レーシングポイントのペレスが3番手に

 2020年F1第1戦オーストリアGPの金曜フリー走行2回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは8番手、アレクサンダー・アルボンは13番手となっている。

 午後になっても、サーキット上空は雲に覆われている。FP2開始時点の午後3時で、気温20度、路面温度は29度まで上がった。ブレーキトラブルで午前中ほとんど走れなかったロマン・グロージャン(ハース)が、最初に出て行った。今季からレース週末のドライタイヤは各ドライバーがコンパウンドを自由に選べなくなり、ドライ2、ミディアム3、ソフト8セットで統一された。

【タイム結果】F1第1戦オーストリアGPフリー走行2回目

 開始後12分、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)がターン1で派手にスピンしたのを皮切りに、ウイリアムズの新人ニコラス・ラティフィが同じターン1、さらにターン3でスピンを繰り返した。フェルスタッペンがミディアムで1分5秒379のタイムを出し、今週末初めて首位に立った。ランス・ストロール(レーシングポイント)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)でトップ4を形成。「ピンクメルセデス」と揶揄されるほどメルセデスマシンに酷似するレーシングポイントが、初日から速さを発揮している。

 遅れてコースインしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が、同じミディアムでフェルスタッペンを0.3秒近くしのいでトップに。6番手にアルボン、7、8番手にランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)と、30分を終えてセッション序盤はメルセデス、レッドブルの2強に、レーシングポイント、マクラーレンが迫る展開だ。フェラーリはシャルル・ルクレール11番手、セバスチャン・ベッテル16番手と、出遅れは否めない。

 ここで多くのマシンがソフトに履き替え、一発の速さを競う。ボッタスがトップ、ペレスが2番手につけ、フェラーリ勢もベッテル3番手、ルクレール7番手まで順位を上げた。ハミルトンはセクター2で遅いクルマにやや邪魔されたものの、セクター1、3で最速を出し、ボッタスに約0.2秒差を付けて、悠々と首位に復帰した。

 薄日が差し始めたセッション中盤以降、各車はレースに向けたロングランに移行した。周回を重ねていたサインツのフロントウイング右フラップが激しく波打ち始め、ピットに向かった。レッドブル勢はフェルスタッペンがターン6、アルボンがターン1でバランスを乱してスピン。フェルスタッペンは、「コーナー進入でオーバーステアがひどい」と、訴えている。ハミルトンはソフトのロングランでも、1分8秒台後半の安定したペースで周回し続ける。フェルスタッペンも同じソフトで近いタイムを出すが、ペースの波が大きい。

 初日フリー走行は、両セッションともハミルトン、ボッタスが1−2。FP2では3番手以下にペレス、ベッテル、ダニエル・リカルド(ルノー)、ノリスと、トップ中団の各チームが入り乱れる展開となった。バルセロナテストではメルセデスに伍する速さを見せていたレッドブルは挙動が決まらず、フェルスタッペン8番手、アルボン13番手。アルファタウリはクビアト12番手、ピエール・ガスリー17番手だった。

こんな記事も読まれています

スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
くるまのニュース
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
バイクのニュース
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
ホンダ ヴェゼルをマイナーチェンジし新グレードも設定
ホンダ ヴェゼルをマイナーチェンジし新グレードも設定
Auto Prove
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村