キャデラックVシリーズにエントリーモデル導入予定

米国・ロサンゼルスオートショーにて発表した、キャデラックVシリーズのエントリーモデルとなる「キャデラックATS-V」を日本市場に導入する計画であることを発表した。

「キャデラックATS-V」は、Vシリーズで初となるV6 3.6Lツインターボエンジンを搭載。特許出願中の低容量チャージ・クーリング・システムは、パッケージングの効率を最適化してブースト圧を最大化するという。また、コネクティングロッドはチタン製で、タービンの慣性を低減し、高速でスプールするターボチャージャーを補完する。また、キャデラックのツインターボの特長である高性能潤滑システムは、サーキットでよく発生する高い横Gに対し、最適な油圧と冷却性能を維持できるよう設計されている。

最高出力は346 Kw（470PS）/5,850rpm、最大トルクは603N･m（61.5kg･m）／3,500rpmを発揮。0-60 mph加速は3.8秒とセグメント最高のパワーを実現した。パドルシフト8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせる。

「キャデラックATS-V」の導入時期やスペックなどの詳細は後日発表される。