ベン・キーティングは、2025年もIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラスに参戦するかどうか決めかねており、ユナイテッド・オートスポーツとの厳しい2024シーズンでランキング5位に終わった後、「自分のマシンで過ごす時間を大事にしたい」と述べている。
テキサス出身のブロンズドライバーであるキーティングは、フル参戦するコ・ドライバーのベン・ハンリーとともにロード・アメリカでクラス優勝を遂げたものの、それ以外のレースではカナディアン・タイヤ・モータースポーツ・パークでの4位が最高成績となった。
【WECジェントルマン物語vol.1】走れる実業家のオモテ稼業とは。プライベートジェット250機保有って本当?
キーティングがウェザーテック選手権でLMP2マシンでフルタイムで戦って以来、タイトルを逃したのはこれが初めてのことだ。彼は以前、2021年と2023年にPR1/マティアセン・モータースポーツでチャンピオンシップを獲得している。
53歳の彼は、LMP2プログラムの展開に不満を示し、2号車オレカ07・ギブソンのハンドルを握ったパフォーマンスがしばしば良い結果につながらなかったため、「クルマに乗っている時間を重要視したい」と述べた。
「僕はLMP2でレースをするのが大好きだし、IMSAのトラックでレースをするのが大好きだし、IMSAの人々も大好きだ」とキーティングは語った。
「今シーズンのこれまでのすべてのレースで、LMP2の上位でレースをしてきたのに、シーズンを通して表彰台に上れたのは1回だけだというのが、僕にとっての主な問題だ」
「確かに、トップに立って、クルマをクリーンな状態のままでリードを保つことは有利だけど、僕が望んでいるのはレースをフィニッシュすることだ」
「インディが良い例だ。僕は3番手からスタートして、上位でレースをしたけど、そのときはリタイアとなった。ただ、そのレースを振り返って、自分は素晴らしい仕事をしたと言える。自分のパフォーマンスには非常に満足しているんだ」
「だけど、ひどいレースだったので、家に帰る間に喜びはなかった」
「僕は楽しみのために、レースをやっている。結果に喜びを感じたいし、クルマに乗っている時間を大切にしたいんだ。僕の主な焦点は、クルマが好きで、サーキットが好きで、シリーズが好きで、クルマに乗っている時間を大切にしたいということだ」
このようにLMP2でのシーズンに不満を抱くキーティングは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでWEC世界耐久選手権へのスポット参戦をしたが、これによりWEC・LMGT3クラスへの関心が高まっている。彼は2025年にTFスポーツへと復帰し、シボレー・コルベットZ06 GT3.Rのプログラムに加わることが予想されているのだ。
ただし、「まだどのシリーズにおいても、契約を結んでいない」とキーティングは釘を刺す。
「(IMSA開幕戦の)デイトナにも出場できる自信があるし、ル・マンにも出場できる自信がある」
2025年1月のデイトナ24時間レースで再びLMP2マシンでレースできるかと聞かれると、キーティングはこう答えた。
「まだすべて未定で、様子を見よう。過去10年間のうち8年間、2台のマシンでダブル・エントリーしてきた。デイトナでそれが実現することを願っている。だが、様子を見よう。まだ何も決まっていない」
■IMSAのフルコースイエロー手順にも不満
キーティングのIMSA・LMP2に関する不満は、彼自身とハンリーのリザルト不足だけにとどまらず、フルコースイエローの際のクラス分け手順がとくに懸念事項であると説明した。
パス・アラウンドにより、順位を争うLMP2車両間の低速トラフィックがなくなるため、ペナルティの影響がなくなり、リスタート時に他のLMP2ランナーが「押しのける」機会も生まれているという。
キーティングは、2025年にどこでレースをするかはまだ決定していないとさらに強調したが、プログラムを選ぶとなると「お金ではなく、楽しみが重要だ」と述べた。
「これはちょっと言いにくい話だけど、来年のドライバーラインナアップをどうするか決めていないチームが、すべてのシリーズ全体を通してたくさんあり、僕はダンスパーティーにおける可愛い女の子になった気分だ」と彼は語った。
「みんなが、僕のところに(誘いに)来てくれる。嬉しいことだし、本当に良いオファーをもらっているし、これまでレースに払ってきたお金に比べたら、本当に安い契約だ」
「でも、僕にとってはお金の問題じゃない。結果が欲しい。勝ちたい。楽しくなければ、どれも高すぎる。先頭に立てないのは楽しくない。だから、それが僕の一番気にしていることなんだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
「娘友達を乗せたらベルト未着用で捕まりました。ママ達は笑うだけで謝りません。不快です」投稿に回答殺到!?「感じ悪い」「でも貴女は命を預かってる」大激論に…悪いのは誰なのか
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
イイクルマが多すぎて選べねぇ! [日本車]って結局どれが完璧に近いん?
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?