ランボルギーニ・カウンタックLP 5000S(1984年)の概要
・3500万円からスタート
・流札
・予想落札額は5000~6000万円だった
・生産台数わずか321台
・日本に新車で並行輸入された2台のうちの1台
・希少なオリジナルコンディション
・走行距離計の表示は1万7700km
【画像】出品されたランボルギーニ・カウンタックLP 5000S(1984年)【ディテール】 全18枚
ランボルギーニ・カウンタックLP 5000S(1984年)の詳細
1971年のジュネーブ・ショーでプロトタイプのLP500がお披露目されたランボルギーニ・カウンタック。当時ベルトーネのデザインスタジオに在籍していたマルチェロ・ガンディーニの手で描き出された、エッジの効いたスタイリングは何より革新的なもので、特徴的なシザースドアのインパクトも伴って“スーパーカー”という概念を世に最初に定着させたエポックメイキングなモデルとして、今も自動車史にその名が燦然と輝いている。
1974年に生産が開始されると、未来を感じさせる独創的なスタイリングによりカウンタックは世界中の裕福なカーマニアの注目を一身に集める存在となった。1974年から1990年まで、実に17年という長期間を生きながらえた事実からも、そのスタイリングが長く色褪せることのない、いかに革新性に満ち溢れたものだったかが理解できる。
カウンタックはプロトタイプのLP500(生産台数1台)、LP400(生産台数150台)、LP400S(生産台数237台)、LP5000S/500S(生産台数321台)、5000QV(生産台数632台)、 アニバーサリー(生産台数657台)と、時代の流れに合わせて細かな改良を繰り返しながら生産され続け、1990年に後継モデルのディアブロへとランボルギーニ社のフラッグシッ プの座を受け渡したのだった。
1982年に登場したLP5000S(もしくはLP500S)は、ボア×ストロークを拡大した排気量4754 ccの60°V型12気筒DOHC24バルブ・エンジンを搭載した。キャブレターはLP400Sまでと同じウェーバー製45DCOEサイドドラフトを装着し、375psの最大出力を誇った。
ちなみにLP400Sの最高出力は353psだったので実質的なパワーアップとして映るが、数値だけで見ればファーストモデルであるLP400も375psの最高出力がカタログスペックとして掲げられていた。
しかし、最高出力の発生回転数がLP400では8000rpmだったのに対して、LP5000Sは7000rpmとされたことで、41.7kgmという豊かなトルクを得ることに成功。5速のマニュ アルトランスミッションもレシオをハイギアード化することで、より扱いやすい性格となっている。
出品車は当時、日本に新車で輸入されたとされる2台のLP5000Sのうちの1台で、コンディションは当時のままのオリジナルの状態を保っている。
37年間という長い歳月相応のヤレは塗装などに見受けられるが、それでも全体のコンディションは良好であり、とくに内装のコンディションはとても美しく保たれている。機関系も好調でエンジンは一発始動。大排気量マルチシリンダーの豪快な走り味が存分に楽しめる状態を保っている。
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