2005年、2006年と2年連続でF1ワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソ。彼は2010年に加入したフェラーリでセバスチャン・ベッテル(当時レッドブル)らと激しいチャンピオン争いを繰り広げたが、タイトルには届かず、2015年にマクラーレンに移籍した。
マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだ。しかし、復帰初年度のホンダが製造するパワーユニット(PU)は信頼性やパワーなど、あらゆる面で問題を抱えており、レース巧者で知られるアロンソをもってしても、入賞を2度記録するのがやっとだった。
■僕は自己中ドライバーじゃない……アロンソ「真実を見た方がいいよ」
そんな中で迎えた日本GP。ホンダのお膝元でもあるこのレースで、アロンソは自身がライバルチームのマシンにストレートで簡単にかわされてしまうという状況にフラストレーションを爆発させ、無線でこう叫んだ。
「GP2! まるでGP2エンジンだよ!」
GP2(現FIA F2)はF1より下のレースカテゴリー。ホンダPUのパワーの低さを訴えるこの発言は、良くも悪くも2015年シーズンのハイライトシーンとなってしまった。
アロンソはF1 Racingのインタビューの中で当時のことを振り返りながら、“GP2エンジン発言”について次のように語った。
「僕はフラストレーションが溜まった状態で(日本GPを)迎えたんだ……にしてもああいったことは言うべきではなかったと思う。ただ、僕は(その発言を)テレビや記者会見の場で言った訳ではない」
「僕はあくまでエンジニアとのプライベートな会話の中でそれを言った。結果的にそれが放送されてしまったけど、公衆の面前で言ったつもりはなかった」
「でも、エンジンがひどかったのは確かだ」
結局マクラーレン・ホンダは表彰台に1度も上がることができないまま、2017年を最後にパートナーシップを解消。その後ホンダは2018年からトロロッソ、2019年からレッドブルにPUを供給し、2019年はレッドブルが3勝、トロロッソが2度の表彰台を獲得するなど、充実のシーズンを送った。
「ホンダが勝つと『GP2エンジンが勝ったぞ』とか『君にとって悲しい1日になったな』なんてメッセージがたくさんくるんだ」とアロンソは続けた。
「でも、僕は(ホンダが勝つことを)嬉しく思っている。ただ、僕がマクラーレンに乗っていた時のエンジンと、(2019年の)ブラジルでレッドブルが勝った時のエンジンは同じではないんだ」
「今のトップドライバーたちが、あの時の僕のような経験をしたら、何と言うだろうか……2015年、僕の目標はQ1を突破することだったし、その中で合計175ものグリッド降格ペナルティを受けたんだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
中国の巡視船に“放水砲攻撃”される漁船 3人けが フィリピンが動画公開し猛抗議「この映像を家族と一緒に見てほしい」
「もう軽に見えない!」ホンダ新「N-BOX」発表に“反響殺到”!「ここまでやるか…」「重厚感すごいな」の声も! 軽ハイトワゴン“絶対王者”に新登場の「めちゃクロ」仕様! 特別な「ブラックスタイル」とは!
日産が新型「セレナ」発表! 3年ぶりの「デザイン大刷新」&歴代初の「“Google搭載”システム」採用! “新たな派生モデル”を追加し26年2月から発売へ! 278万円から
F1タイトル5連覇を逃したフェルスタッペン、2026年のパーソナルナンバーを決定。以前の『33』には戻さず……『69』の使用は断念したみたい
「すごい事故…」 首都高が「渋滞中の“追突事故”」の瞬間を公開! SUVの「急ブレーキ」のせいでタクシーが「ベッコリ」… 一体何があった? 車間不足&前方不注意が悲劇を招くことに
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント