アストンマーチンは2023年のF1世界選手権におけるメディカルカーとして、世界最速クラスのSUVであるDBX707を運用していくことを明らかにした。
現在F1のセーフティカーとメディカルカーは、メルセデスとアストンマーチンがそれぞれ供給を行なっている。レース週末ごとに、どちらかのメーカーの車両を使っているのだ。
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2021~2022年シーズンにかけてアストンマーチンはメディカルカーとしてSUVモデルの”DBX”を供給してきた。このモデルも500馬力以上の出力を持つ非常にパワフルなSUVだったが、2023年は更に高性能なマシンであるDBX707をメディカルカーとして提供することになる。
同社のマシンが、メルセデスの供給するAMG GT 63 S 4MATIC+と比較してコース上の速度で劣っていたことは過去2シーズン周知の事実であった。しかし、DBX707の投入で改善されるはずだ。
DBX707はその名の通り707馬力を発揮する4.0リッターV8エンジンを搭載。0~100Km加速にかかる時間が3.3秒と、通常モデルに比べて1.2秒短縮され、最高時速は310kmにまで達するハイパフォーマンスモデルとなっている。ランボルギーニ・ウルスや、ベントレー・ベンテイガ、フェラーリ・プロサングエなどと同じく世界最速SUVのひとつとなるマシンだ。
このDBX707のメディカルカー仕様は、FIAのメディカルカードライバー達の助けを借りて開発され、2月に行なわれたバーレーンテストでも調整が行なわれていた。
アストンマーチンのチーフテクニカルオフィサーのロベルト・フェデリは次のようにコメントを寄せた。
「DBX707はFIA公式のF1メディカルカーとしての役割に対し、パーフェクトな車両だ」
「医療関係者やオフィシャルの求める柔軟性やスペースだけではなく、パフォーマンスも提供することができる」
「世界中から我々の製品が注目されるため、パフォーマンスに対するプレッシャーがあるが、それこそが改善を続ける後押しになってくれている」
「こうした名誉あるイベントで、我々アストンマーチンの車両がオフィシャル車両として使われることは、非常に名誉なことだ」
なお2023年シーズンから、アストンマーチンには2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソが加入している。そのアロンソはすでにこのDBX707のプロモーションビデオにも登場しており、攻めた走りを披露している。
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