マクラーレンのオスカー・ピアストリを筆頭に、多くのF1ドライバーはF1サンパウロGPの舞台であるインテルラゴスについて、路面がバンピーだと訴えている。
ブラジルGP(2021年からサンパウロGP)の舞台としてお馴染みのインテルラゴスは2024年に向けて全面的に路面を再舗装。ドライバーたちは新しいアスファルトによってグリップが向上したことに同意している。
■マクラーレンがフロントロウ独占。ローソン&ベアマンの新人躍動! 角田裕毅18番手|F1サンパウロGPスプリント予選
一方で、以前よりもかなりバンピーになってしまったと感じているようだ。
スプリント予選でチームメイトのランド・ノリスを抑えてポールポジションを獲得したピアストリは、「コースのバンピーさには、誰もが少しがっかりしたと思う」と語った。
「ストレートの終わりを見ることが第一の目標だ。ひどいよ。本当に、本当にバンピーなんだ。みんなが快適な走りをするために、マシンのいろいろなところを変えなければならなかったと思う」
「グリップはとてもいいんだ。ただ、4つの車輪を一度に地面につけておくのは、そんなに簡単なことではないよ」
ピアストリだけでなく、レッドブルのマックス・フェルスタッペンもまた、バンプに苦しんでいたようだ。特に最近のレッドブルはバンピーなサーキットを苦手としている。
「クルマはバンプの上で少し難しかった」
スプリント予選4番手のフェルスタッペンはそう語った。
「再舗装されたけど、ドライブする上で悪くなってしまっている。どこもかしこもバンピーで、僕らのクルマには良くない」
「バンピーなところばかりで、クルマが飛び跳ねてしまう。そのせいでかなりタイムが犠牲になっている」
メルセデスのドライバーたちも同じような経験をしており、ジョージ・ラッセルは舗装をやり直したときに 「何が起こったのか 」不思議に思っており、ルイス・ハミルトンはポーパシングに苦しんだ2022年シーズンがフラッシュバックしたという。
「そうだね、路面の走り心地はみんなにとってかなり悪いと思う」とハミルトンは話した。
「コースは再舗装されたけど、特にいい仕事はしていない。誰にとってもバンピーなんだ」
「FP1は2022年のバクーのようだった。デッキのヒット(フロアの底づき)という意味では少しマシだったから、痛みとかはなかった。でもコーナーでホッピングしてしまうから、ドライビングはとても難しいよ」
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