この記事をまとめると
■限定車や短い間だけ設定されたボディカラーは中古相場が高い傾向にある
じつは塗料は基本同じ! 高級車のボディカラーが色褪せない理由とは
■アニメやドラマで使用されたモデルと同色という場合もその傾向が強い
■色の影響で新車価格を遥かに上まわるモデルも存在する
ボディ色の影響でその1色だけ中古相場が異様に高いケースがある
トヨタの高級車であるクラウンに突如設定されたピンクのボディカラー。当時のCMキャラクターであったドラえもんのひみつ道具「どこでもドア」の色をモチーフとしたもので、「リボーンピンク」と呼ばれる特別仕様車のカラーとして実際に発売された。
そんな通称ピンククラウンは、すでに型落ちモデルであるにもかかわらず中古車市場で高値となっており、その特徴的なボディカラーがプラスに要素していることは間違いない(期間限定販売というのもあるかもしれないが)。
そこで今回は、ボディカラーによって相場の平均価格よりも高値で取引されているクルマをピックアップしてみたい。
トヨタ・スプリンタートレノ(AE86型)/ハイテックツートン
頭文字Dの影響で一気に爆発的な人気車種となったAE86型スプリンタートレノ。その中でもハイテックツートンと呼ばれるカラーを纏った3ドアモデルは圧倒的な人気を誇っている。
このハイテックツートンとは、いわゆるパンダカラーと呼ばれる上がホワイト、下がブラックの頭文字Dの劇中に登場する藤原拓海のトレノと同じカラー。当時の前期型のカタログ表紙にも同様のカラーの3ドアモデルが登場しているため、当時から人気のカラーであったのだが、頭文字Dの影響でさらに高騰したことは間違いないだろう。
販売終了後に人気色となり激レアで入手困難に
ホンダ S660 モデューロX バージョンZ/ソニックグレー・パール
惜しまれつつも生産終了が発表され、一気に注文が殺到。その結果、最終生産枠分までが完売となり、650台の追加生産がなされたことも記憶に新しいホンダS660。
そんなS660の最終特別仕様車としてリリースされた「モデューロX バージョンZ」には、プレミアムスターホワイト・パールのほか、通常仕様には設定されない「ソニックグレー・パール」という特別なボディカラーが設定された。
すでに新車で購入することが不可能なモデルだけにプレミア価格となっている同グレードだが、車両価格450万円(!)を超えるプレミア価格となっている車両はすべてソニックグレー・パールとなっており、もっとも高額な物件では500万円を超える異常事態となっている。
マツダ(ユーノス)・ロードスター/イエロー系
ライトウェイトオープン2シーターとして多くのファンを擁するロードスター。その中でも希少かつ人気となっているのがイエロー系のボディカラーだ。
初代のユーノス ロードスター時代では「Jリミテッド」と「JリミテッドII」という限定車のみにイエローのボディカラーが設定されており(このJはフランス語で黄色を表す“Jaune“の頭文字を表す)、それぞれ800台ずつのみの限定販売となっていた。
続く2代目モデルでは、2001年2月にスタートした「ウェブチューンドロードスター」というサービスの専用色としてサンバーストイエローを設定。このウェブチューンドロードスターとは、インターネット上でエンジンやミッション、ボディカラーに内装などさまざまな仕様を自分で組み合わせて注文することができるというサービスで、オーダーメイド感覚でオリジナルの1台を作ることができた。
2003年の改良のタイミングではロードスタークーペにライトニングイエローが設定されたほか、ウェブチューンドロードスターのイエローもこのライトニングイエローに差し替えられている。
そして3代目ロードスターには、2008年末のマイナーチェンジのタイミングでサンフラワーイエローというボディカラーを追加。これはカタログのイメージカラーにもなっており、通常ラインアップの色だったのだが、わずか1年半ほどで廃番となり、わずが350台弱ほどしか存在しない希少カラーとなっているのだ。
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