現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさかの「“次期型”シルビア」!? 日産「2ドア小型スポーツカー」登場していた!? FR駆動×1.6Lターボでめちゃ楽しそう! イマ登場待たれる「IDx」とは

ここから本文です

まさかの「“次期型”シルビア」!? 日産「2ドア小型スポーツカー」登場していた!? FR駆動×1.6Lターボでめちゃ楽しそう! イマ登場待たれる「IDx」とは

掲載 9
まさかの「“次期型”シルビア」!? 日産「2ドア小型スポーツカー」登場していた!? FR駆動×1.6Lターボでめちゃ楽しそう! イマ登場待たれる「IDx」とは

■夢を見た「小型FRスポーツ」の姿… 実現なるか

 日産は現在、スポーツモデルとして「フェアレディZ」「GT-R」をラインナップしていますが、いずれも日産を代表する看板車種として位置づけられ、価格も高額で手を出しにくいモデルともいえます。
 
 そうしたなか、日産は2013年に若者をターゲットとした次世代小型スポーツモデルを示すコンセプトカーを発表していたのです。

【画像】「えっ…!」 これが「次期シルビア」!? 画像で見る(44枚)

 2013年に開催された第43回「東京モーターショー」で、日産が世界初公開した2台の「IDx(アイディー・エックス)」は、ノッチバックタイプのFR2ドアクーペコンセプトカーです。

 IDxの開発プロセスには、創造力豊かな「ジェネレーションZ(いわゆるZ世代・1990年代以降に生まれた若年層)」が積極的に参画する「コ・クリエーション(共同創造)」の発想を取り入れ、新たな価値観を反映したといいます。

 キャラクターの異なるモデルが用意され、スポーティな「IDx NISMO」とシンプル&クリーンな「IDx フリーフロー」の2タイプがあります。

 このうち、IDx NISMOはコ・クリエーション プロセスのなかで生み出され、かつて日産が開発してきた数多くの箱型レーシングカーのスタイリングを昇華させたモデルです。

 ボディサイズは全長約4100mm×全高約1300mm×全幅約1800mmです。

 エクステリアはボンネット先端が先方に突き出した逆スラントノーズやカーボン素材むき出しのパネル、サイド出しマフラー、大型スポイラー、19インチの大径ホイールなど、かつてのレーシングカーの雰囲気とモダンデザインをかけ合わせた仕上がりです。

 インテリアは、水平基調のインパネや3本スポークのスポーツステアリング、アナログ時計をアレンジしたセンターモニターなどが採用され、レーシーに演出。

 シートはレッドのアルカンターラ素材を用い、ドアトリムやセンターコンソールなどにもレッドカラーをアクセントとして採用。また、金属の地肌を活かしたパネルも装着するなど、ゲームやアニメの世界のような新感覚のスポーティさも表現したといいます。

 パワートレインは、高性能な1.6リッター直噴ターボエンジンに、シンクロレブコントロールによるスポーティな走りが楽しめる6速マニュアルモード付CVTを組み合わせています。

 いっぽうのIDx フリーフローは、デニム素材のシートやウッドステアリング、生成り色のボディカラーを採用するなどオシャレにデザインされ、流行に敏感な若者に受け入れられるようにファッショナブルなモデルとなっていました。

 発表当時はFR駆動の若者向け小型スポーツで比較的現実味のあるパッケージだったことから、「シルビアの復活」「現代版ハコスカ」「ブルーバードの再来」などと、スポーツカーファンを中心に大注目となり、市販化も大いに期待されていました。

 しかし、公開から10年以上が経過した現在まで、直接的な市販モデルは一切登場していません。

※ ※ ※

 日産が現在ラインナップするスポーツカー2モデルのうち、フェアレディZは発売早期から受注停止が継続。そしてGT-Rについても、2025年8月をもって生産終了することがアナウンスされました。

 その一方で、2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー」では、日産はGT-Rの将来を示唆するようなコンセプトカー「HYPER FORCE」を初公開。さらに各社からもスポーツコンセプトモデルが相次いで披露され、大いに話題になりました。

 スポーツカーに対する風向きが変わってきている今、生産終了から20年以上が経過したシルビアのように手軽に運転を楽しめるスポーツカーを待ち望む人は決して少なくなく、今後の応援次第では、IDxのようなモデルが登場する可能性も必ずしもゼロではなさそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
motorsport.com 日本版
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
くるまのニュース
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
AUTOSPORT web
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
バイクのニュース
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
くるまのニュース
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
レスポンス
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
ベストカーWeb
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
AUTOSPORT web
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
motorsport.com 日本版
ヤマハとホンダがコラボ展示! バイクSFアニメ『Tokyo Override』劇中車の『YZF-R1』&『CB1300』が渋谷に登場
ヤマハとホンダがコラボ展示! バイクSFアニメ『Tokyo Override』劇中車の『YZF-R1』&『CB1300』が渋谷に登場
レスポンス

みんなのコメント

9件
  • ハンセン
    出る出る詐欺
  • shi********
    コレさぁ何年前のコンセプトカーだよ・・・出すならもう出てるレベル。
    それにこの車のコンセプトはシルビアじゃなく510ブルのオマージュだし。
    今の日産じゃトヨタやホンダとの競争力がない。
    スバルやスズキ以下・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1880.03258.0万円

中古車を検索
GTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1880.03258.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村