F1ラスベガスGPの予選Q2では、ウイリアムズのフランコ・コラピントが高速でコンクリートウォールに激突するというアクシデントが発生した。その衝撃が大きかったことから、コラピントは決勝前に体調チェックを受けることになるという。
今回のレースがF1デビュー7戦目となるコラピントは、予選Q2最終アタックで、Q3進出も狙えるようなアタックを見せていた。しかしラスベガス・ストリップの長いバックストレートエンドを抜けた先のシケイン状の区間で、左側のウォールにフロントタイヤをヒットさせてしまい、反対側のウォールに弾き飛ばされるような形で激突。マシンは勢いそのままに、最終ストレートを滑走していった。
■2戦で5回のクラッシュ……ウイリアムズ、スペアパーツ不足で窮地も「勝てるチームを目指すという目的地は変わらない」
コラピントはこの際に、50Gを超える大きな衝撃を受けたという。既にメディカルセンターで診察を受けたが、ウイリアムズが発表した声明によると、彼は現地土曜夜に予定されている決勝レースの前に2度目のメディカルチェックを受けるという。
ウイリアムズは声明で次のように記した。
「フランコは予選中に50Gを超える大きな衝撃を受けたため、メディカルチェックを受ける必要があった」
「このような大きな衝撃は、明らかに重大で深刻なものであるため、レースへの出場が可能かどうかを判断するためには、明日もう一度検査を受ける必要がある」
「我々にとってもフランコの体調が何より重要であり、それ以外に問題がないことに安堵している。我々は可能な限り、続報を伝える」
コラピントが大事に至らなかったのは何よりとはいえ、予算制限のある現代F1において、コラピントのクラッシュはウイリアムズにさらなる痛手を与えたことになる。今季のウイリアムズはチームメイトのアレクサンダー・アルボン、そしてコラピントの前任であるローガン・サージェントも度々クラッシュを起こしており、そもそもコラピントが起用されたのも、サージェントが度重なるアクシデントによって解雇されたからだ。
ただコラピント加入後もアクシデントの連鎖は止まっておらず、直近3イベントだけでも今回含め5度マシンが大破している。メキシコではアルボンがハースのオリバー・ベアマンと接触してクラッシュ、雨のサンパウロGPではアルボン、コラピントが共にクラッシュし、コラピントに至っては予選と決勝の両方でマシンを壊した。
チームにとっては経済的負担はもちろんのこと、使用可能なパーツがどんどん減っていることも痛い。今回もメカニックたちはマシンを修復するため、またもや長丁場の作業を強いられることになる。
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