MotoGP第8戦ドイツGPでは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが2019年最終戦以来、1年半ぶりの優勝を達成。昨シーズンに負った怪我により苦しい戦いが続いていたが、その状況に終止符を打つ結果となった。
一方、チームメイトで今シーズンからホンダに加入したポル・エスパルガロは、今も苦戦が続いている。ドイツGPでは予選8番手を確保したがレースでは後退してしまい、マルケスから14秒差の10位フィニッシュに留まった。
■「これまでの苦戦を埋め合わせてくれる」マルケス、ドイツGPでの復活優勝を噛みしめる
エスパルガロはホンダ加入以来、RC213Vの難しさに手を焼いてきた。しかしドイツGPでチームメイトが勝利したことで、エスパルガロはマシンのポテンシャルを目の当たりにし、“目が覚めた”と語っている。
「正直に言って、バイクのセットアップは良いと感じられた自分流に従ってきた。でも今日のレースは……」
「タイムアタックでは悪くなかったし、レースペースも速かったんだ。だけど今回の結果の後ではね……。マルクはバイクで勝っているわけじゃない。でも彼のしていることを僕も取り入れ、そして理解して、全く同じバイクを使う必要がある」
「つまり彼がどうバイクに乗っているのかをしっかりと理解し、彼がやっているのと100%同じレベルでバイクに乗る必要があるということだ」
「今日は僕がチームメイトからこんなに差をつけられた初めての経験だと思う。14秒もチームメイトに差をつけられたのは初めてのことだ。目が覚めたよ」
「だから懸命に取り組む必要がある。彼はこのバイクで勝てると僕に示した。僕にそれができないわけがないから、彼のしていることを“コピー”する必要がある」
「ここからは、今までよりも彼に近づけるようにトライしていくよ」
またエスパルガロはマルケスのバイクを“コピー”する計画について、結果に反映できなかったとしても言い訳はできないと語った。
「これからはマルクのセッティングやシャシーをコピーしようと思っているんだ。彼は僕とは違うものを使っているからね。だから僕は彼のやり方を真似ようと思う」
「これまで僕らはラップタイムでそこまでは離れていなかった。でも今回のレース結果は一歩前進した。マルクはもちろん、懸命に働いている全てのスタッフやチームにとってとても良いことだと思う」
「重要なのはマルクがバイクのパフォーマンスを示したことで、僕もそのレベルに上がる必要があるということだ」
「僕の考える唯一の方法は、彼のセッティング、彼のバイクをできるだけ早くコピーし、その“道”を進むことなんだ」
「その時からもう言い訳は存在しない。僕は彼がやっているのと同じようにしなければならない。そうじゃなければ、遅すぎるということになる。そういうことだ」
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