エンジン本体を強化してGT3540タービンをぶん回す!
ジャジャ馬を乗りこなす感覚のFFフルチューン
「アクセル全開には覚悟が必要!?」ST205セリカの580馬力ターボチューンド登場!
三重県のトップフューエルは、車種を選ばないチューニングをモットーとし、ゼロヨンやサーキットアタックにも力を入れてきたショップ。ハードなチューニングを手堅くまとめ上げるのを得意としている。
中でも、NA車両へのボルトオンターボは得意で、ゼロヨンブームのころには多くの車種に向けたキットを独自で設定、たくさんの快速チューニングカーを世に送りだしてきた。
ここで紹介する車両も、NAのST205セリカをベースにボルトンターボ化、時間をかけてステップアップを重ねてきたものだという。
ちなみに、最初はノーマルエンジン+ミニマム過給の250ps程度だったものが、ステップアップを続けてくるうちに、ピークパワーはなんと580psというモンスターに成長。
核となるエンジンは、東名パワードのピストンやJUNのコンロッドを使ってハイブーストにも耐える腰下を製作。ヘッドは作用角の大きなカムを投入し、高回転域のパワー追従性能を向上。
タービンはボルトオンキットのターボネティックス社製250ps仕様に始まり、GT3037S、GT3240、GT3540とステップアップ。現状ではエキマニもワンオフされ、ブースト圧1.6キロをかける。スロットルはパルサー用80φを流用している。
もともとゼロヨンを中心にしていたが、最近ではサスペンションを硬めのセットアップに変更、ブレーキも強化(セリカGT-FOUR流用)、ミニサーキットにも通うようになった。
また、ピーキーなエンジン特性に合わせ、ミッションは純正パーツの組み合わせでクロス化させるなど、バランス感覚のある仕様になっている。
一方のインテリアは、外装に合わせてブルーのアクセントを入れたパーツで統一。6点式のロールケージでボディ剛性も高めている。
ところで「FFのフルチューン580psってどんな感じ?」とスタッフに訪ねてみたところ「めっちゃジャジャ馬で、相当な覚悟がないと乗りこなせません(笑) オーナーさんはステップアップを重ねてきたので楽しめていますが、一般的には2.0Lクラスなら300ps前後をターゲットにするとオールマイティに楽しめると思いますよ」とのこと。
ちなみに、最近はHKSの遠心式スーパーチャージャーのワンオフ装着の相談も多いという。なんにせよ、多くの実績を持つトップフューエルなら、ボルトオンチューンも任せて安心、相談すればいいアドバイスがもらえるはずだ。
●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880
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