1万台生産から、わずか18カ月
マクラーレン・オートモーティブは、MPC(マクラーレン・プロダクション・センター)で、記念すべき通算1万5000台目の車両を製造した。同社がプロダクション・モデルの生産を開始してから7年目の快挙である。
マクラーレン・セナ チーフエンジニアに訊く 日本市場/SUV/ハイブリッド
1万5000台目の車両は、スポーツシリーズの570Sスパイダー(写真:水色)。キュラソーブルーをまとった個体である。2016年12月に通算1万台目をラインオフしてからわずか18カ月弱という期間での記録更新となった。
2016年。マクラーレンは高まる需要に応えるために、シフト制の製造工程を導入した。これにより日産約10台であった生産能力は日産20台に倍増。現在ではウォーキングから送り出される車両は、世界中の30を超えるマーケットに輸出されている。
昨2017年。マクラーレンの販売台数は3340台を記録した。これは、スポーツシリーズの570Sスパイダー、スーパーシリーズの720Sを導入した成果である。
2010年のマクラーレン・オートモーティブ誕生から現在までの軌跡をご紹介しよう。
マクラーレン・オートモーティブ これまでの軌跡
2010年:マクラーレン・オートモーティブ設立
2011年:MPC(マクラーレン・プロダクション・センター)がウォーキングに開設
2011年:12Cクーペ発表
2012年:12Cスパイダー発表
2013年:マクラーレンP1発表 世界初のハイブリッドハイパーカーに
2014年:650S発表
2015年:570S、540C、675LT、マクラーレンP1 GTR発表
2016年:675LTスパイダー発表 通算1万台生産達成 「トラック22」計画始動
2017年:720S、570Sスパイダー、マクラーレン・セナ発表
2018年:通算1万5000台 カーボンファイバー・シャシーを製造するMCTC開設へ
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