F1マネージングディレクターのロス・ブラウンは、新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っている中で、いつ正常にレースを実施するのがいいか、適切なバランスを見つける必要があると話した。
4月9日(木)、ブラウンはシーズン開幕が7月になる可能性が高いと話したが、依然としてシーズン19戦前後のレースが開催できると考えている。
■2020年のF1開幕に向け、議論は続く。無観客レース実施や、“10月開幕案”も
彼は例えコロナウイルスのワクチンが開発され、一般的に使用される前だとしても、ある段階で正常にレースを行なわなければならない可能性があると主張した。
「言うまでもなく、我々は政府のガイドラインに従わなければならない」と、ブラウンはSky F1に語った。
「しかし、人々はいつか仕事に戻らなくてはならなくなると思う。そしてその時、状況が100パーセントクリアになっているかどうかは分からない」
「ワクチンが発明され、みんながワクチンを接種して問題が解決するまで待つとして、それはいつになるのだろうか?」
「人々がいつ仕事に戻るのかを決めるには、ある程度決断を下す必要があるだろう。以前よりも遥かに注意を払った上でね」
ブラウンは、ウイルスによる経済的な影響を考慮に入れなければならないと強調。スポーツの復活は、人々に希望を与えることになると付け加えた。
「新型コロナウイルスは、社会や経済に大きな悪影響を及ぼしている。決断を下す時には、そのことも考慮しなければならない」
「この病気に直接影響を受けた人々にとっては悲劇だっただろう。我々はそれを過小評価することはできない。恐ろしいことだ」
「しかし、この病気の経済的および社会的影響が、大きな要素になっていくだろう。我々は何らかの形で日常を取り戻すことができるようなバランスを見つける必要がある」
「スポーツは、人々の幸福において重要な要素だ。人々を楽しませ魅了する。ポジティブな感情がたくさんあるんだ」
「我々は何千人もの従業員を雇用しており、このスポーツが崩壊した場合、多くの人々が失業してしまう」
「道を見つける必要がある。我々は可能な限り慎重に、移行期間を管理してリスクを最小限に抑えなくてはならない」
仮にレースを再開したとしても、誰かがコロナウイルスの陽性反応を示したケースに対して、対応する準備ができていなければならないとブラウンは認めた。
「もしチームにコロナウイルスの感染者が出た場合、それがファクトリーのスタッフなのか、トラックにいるのかを確認する必要があると思う。そして、それに対処するプランを用意しておくんだ」
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