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オーストラリア、F1に向けイタリアからの入国者には検査を強化。主催者は改めて開催を主張

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オーストラリア、F1に向けイタリアからの入国者には検査を強化。主催者は改めて開催を主張

 3月5日(木)、オーストラリアのスコット・モリソン首相は来週のF1開幕戦オーストラリアGPを前に、イタリアからの旅行者がメルボルンに到着した際には厳格なスクリーニングを行うことを発表した。

 幸いなことにこの決定は、中国、韓国、イランからの旅行者に対する制限ほど厳しい入国制限ではない。これらの国々を出発して2週間に満たない旅行者は、オーストラリアへの入国が一時的に禁止されている。

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 イタリアに向けた規定によって、フェラーリやアルファタウリといったチームや、イタリア出身の関係者およびスタッフは、安全審査はあるものの、オーストラリア入国が認められるはずだ。

 コロナウイルスの流行が世界的に拡大を続けているものの、メルボルンでのF1開幕戦はスケジュール通り開催される予定であると、オーストラリアGP代表のアンドリュー・ウェスタコットは今日になって再度認めている。

「次週への準備はすべて万端に整っている」とウェスタコットは、『3AW Radio Melbourne』に語った。

「この数日間に、F1の50人のスタッフがアルバートパークで仕事をしている」

「アバロンからの船荷は、明日から土日にかけて到着する。そして詳細についてさらに話をする必要があるチームを含む、F1界のすべての関係者が、木曜日から来週火曜日にかけて到着する」

「首相は午後1時の記者会見で、イタリアからの入国者に対しスクリーニング手順と措置の強化を図ることを発表した」

「全国の最高保健責任者や、州の保健担当官および国家安全委員会からの報告から、彼らはイベントや他の件については考慮していないと考えられる。彼らは最終的に国家にとって何が最善かということについて、すべての情報と結果を考慮し、素晴らしい結論を出した」

■バーレーンとベトナムに対し特別措置を要求
 第2戦以降のF1開催地であるバーレーンとベトナムもまた、外国人に対して厳しい渡航措置を適用している。対象にはイタリアからの旅行者も含まれており、F1は現在、F1チームおよび関係者に迅速な入国を許可する特別措置が適用されるように、この2カ国の当局者と話し合いをしている。

 しかしリバティ・メディアのCEOを務めるグレッグ・マフェイは、サンフランシスコで開催された『Morgan Stanley Technology, Media & Telecom Conference』において、コロナウイルスによるF1への影響は小さく、2020年シーズン最初の3戦について“万事準備は完了している”と主張した。

「ある意味では、どのように切り抜けたのかよく分からない」とマフェイは語った。

「ここでひととおりのサイクルを経験する。それは長くはかからず、短期に終わるだろう。そして万が一に備えるのだ」

「F1のような我々のビジネスにリスクはつきものだ。我々は中国GPを延期しなければならなかった。それは我々の選択ではなく、中国政府が中国のプロモーターたちに、4月にレースを開催しないよう命じたのだ」

「だがこれまでのところ、F1はほぼ予定通りに進めていく。シーズン序盤の3戦であるオーストラリアGP、バーレーンGP、およびベトナムGPは、現在すべてについて万全の準備が行われている」

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