ハーツ・チーム・JOTAの12号車ポルシェ963は、6月13日に行われるWEC世界耐久選手権第4戦『第92回ル・マン24時間レース』の最終予選、ハイパーポールを欠場する危機に瀕している。
ウィル・スティーブンス、ノルマン・ナト、カラム・アイロットの3名がドライブするこのクルマは、12日水曜夜、予選セッション後に実施されたフリープラクティス2(FP2)でクラッシュを喫した。イギリスのチームは現在、シャシーの交換作業に追われている。
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映像を確認すると、アイロットが乗り込んだ12号車ポルシェ963はテルトル・ルージュ手前のS字コーナーでコースを外れ、バリアに衝突してフロントに大きなダメージを負った。このアクシデントの直後、トラックでは赤旗が提示されたが、幸いアイロットに怪我はなくその場を立ち去ることができた。
ハーツ・チーム・JOTAの代表を務めるディーター・ガスは、チームは「週末の残りの選択肢を理解するため、状況を慎重に評価している」と述べた。
「もっとも重要なことは、カラム(・アイロット)が無傷であることだ。レースマーシャルとメディカルチームの迅速なサポートにとても感謝している」
同氏はマシンについては深刻なダメージがあったことを明かした。「残念なことにモノコックにダメージがあり、交換しなければならない。チームはマシンの修復に懸命に取り組んでいる」
「これと並行して、ACOフランス西部自動車クラブやFIA国際自動車連盟と継続的にコミュニケーションを取り合っており、次のステップを伝えることができるようになる前に、すべてのレギュレーション上の義務を果たせるようにしている」
前戦スパで勝利を収めたこのクルマは12日の夕方に行われた予選をハイパーポール進出圏外のクラス9番手で終えた。しかし、セッション終盤にコースオフし赤旗の原因となった小林可夢偉の7号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)の全ラップタイムが抹消されたことで、ハーツ・チーム・JOTAの一台は8番手に繰り上がり、今大会のポールポジションを争う機会を得ている。
ただし、12号車ポルシェが無事にハイパーポールに出走できるかどうかは、現時点で不明だ。現地20時(日本時間14日3時)に始まるハイパーポール・セッションの前には15時(日本時間22時)から3時間のフリー走行(FP3)が行われる。
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