レッドブル・ホンダが2020年用マシンRB16をついに発表。その後、シルバーストン・サーキットでシェイクダウン走行を実施した。フィルミングデーだったものの、走行は実にスムーズに進んだという。
RB16を初めて走らせたのは、レッドブルの”エース”であるマックス・フェルスタッペン。非常に寒いコンディション、100kmという走行距離、フィルミングデー用デモタイヤの装着など、様々な制限はあったものの、シーズン開幕前テストが6日間に短縮された今季の状況の中では、実に貴重な走行機会になったと言えるだろう。
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「以前F1マシンに乗ってから、かなり時間が経っていたから、今朝を本当に楽しみにしていた。マシンが起動したら、いつもの手順に戻る。でもその前に、新しいマシンと新しいエンジンがどんな感じが、いつも期待感があるんだ」
チームのプレスリリースによれば、走行前にそう語っていたというフェルスタッペンは、2.638kmのナショナル・コースを走行。プロモーション用の映像撮影と、データ収集を行なった。
「もちろん、ただのフィルミングデーだ。でも重要なのはマシンを走らせることであり、どんな小さな問題であってもそれを見つけることだ。基本的には、バルセロナに行く前に全てを把握しておく必要がある」
「でも幸いなことに、今日は全てがスムーズに進んだよ」
フェルスタッペンはプレスリリースにそうコメントを寄せている。
この日は走行しなかったものの、コース脇でシェイクダウンを見守ったアレクサンダー・アルボンも、次のように語った。
「僕にとっては、ここにいて、そしてマックスやチームのメンバーから、最初のフィードバックを直接聞くことが重要なんだ」
そうアルボンはコメントした。
「寒いのは仕方ない! でも全てがスムーズに進んだし、バルセロナに向けて良い感じだ。確かにフィルミングデーだけど、それでもエキサイティングだ。冬のテストが始まり、マシンを実際にドライブするのを楽しみにしている」
チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、次のようにコメントを寄せた。
「(昨年は)ホンダとの素晴らしいデビューシーズンを送った。そのパートナーシップは、ますます強くなっている」
そうホーナー代表も語った。
「とてもポジティブな冬だった。そして、舞台裏で払われた努力は、本当に印象的だった。パワーユニットとシャシーの両面で、さらに前進した。このパワーユニットをマシンに完全に統合するのは、芸術作品のようだ。印象的なカラーリングで、今それを見ることができるのは素晴らしいことだ」
なお今季のレッドブルは、テスト用の”特別カラーリング”ではなく、実戦用のカラーリングを施してニューマシンをデビューさせた。この理由についてチームは、「テクニカルレギュレーションに変更がなかったので、ごまかす必要性はまったくなかった」としている。
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