ハースのオリバー・ベアマンは、イタリアGPでのカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)との接触に対するペナルティにより、F1レース出場停止の瀬戸際に立たされている。
ベアマンは過去12ヵ月間の累積ペナルティポイントが10ポイントに達したため、次にポイントが失効となる11月3日までにさらに2ポイントが加算されると、自動的に1レースの出場停止処分を受けることになる。
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ベアマンはイタリアGP決勝の41周目のターン4で、サインツJr.と接触。スチュワードはこのインシデントにおいて、ベアマンが十分なスペースを相手に与えなかったことが衝突につながったと裁定。10秒のタイムペナルティに加え、ペナルティポイント2点を与えた。
スチュワードは、この件の裁定について以下のように指摘している。
「スチュワードは映像および車載カメラ映像を検証した。55号車(サインツJr.)は4コーナー進入時に87号車(ベアマン)の外側からオーバーテイクを試み、エイペックスでフロントアクスルを87号車より先行させたため、レーシングラインの優先権を獲得した」
「87号車ドライバーはポジションを放棄せずインサイドで防御した結果、衝突を引き起こした。スチュワードは87号車ドライバーに主たる過失があると判断し、本種事案に対する標準ペナルティを適用する」
前述したように、次にベアマンのペナルティが失効となるのは11月3日。つまり10月末のメキシコシティGPまでの4レースで、ベアマンは極力ペナルティを避けなければならない。
ベアマン同様、今季前半にレース出場停止危機が迫ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、一部ポイントが失効し現在は累積9点。ベアマンより多少息がしやすい状態だ。なお、こちらもメキシコシティGP後にペナルティポイントが2点失効する。
ペナルティポイント上限超過によるレース出場停止処分を受けた最後の例はケビン・マグヌッセンである。皮肉なことに、昨年のアゼルバイジャンGPで、そのマグヌッセンの代役を務めたのがベアマンだった。
12位でレースを終えたベアマンは「このインシデントについては検証が必要だが、衝突前はトップ10の近くで戦っていたためポイント獲得の可能性を感じていた」とスカイスポーツF1に語った。
「正直、本当に残念だ。今日はマシンが素晴らしく、非常に速かった」
「ストレートでかなり遅かったため必死に戦ったが、あのインシデントがなければポイント圏内に入っていたと思う」
「(インシデントを)振り返る必要がある。当然ながら僕の視点からの意見はあるが、基本的に感情抜きで分析しなければならない」
11位でレースを終えたサインツJr.は、ベアマンが譲るべきだったと感じていたが、これを「モンツァではよくある事故だ」と軽く流した。
「イン側に1台分のスペースを残したと思う。それがスチュワードが彼にペナルティを与えた理由だろう」
「僕はアウトサイドで極端にレイトブレーキングした。インサイドのドライバーがそれ以上に遅くブレーキを踏む余地はなかったと思う。でも彼は踏んだからこそ衝突が起きたんだ」
「これは典型的なモンツァのインシデントだ。どちらかが譲る必要がある。僕はエイペックスで先行していたが、彼は譲ることを選ばず、衝突を引き起こした。典型的なモンツァだ」
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