新世代ジャガー初のパフォーマンスSUVとして2016年に誕生した『F-PACE』が、ジャガー・ランドローバーの異ブランド車種同様に2025年モデルへと更新され、同時に創業90年の歴史を称える特別な新グレード『R-DYNAMIC SE 90TH ANNIVERSARY EDITION(RダイナミックSE 90THアニバーサリー・エディション)』を追加設定し、この5月17日より受注開始となっている。
ブランドの新たな時代を切り拓いた“INGNIUM(インジニウム)”規格のモジュラー設計パワートレインや、アルミ製の軽量高剛性プラットフォームを採用したF-PACEは、モデルライフを通じて大規模なランニングチェンジを経て熟成が重ねられてきた。
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すでに2025年以降の「ピュアEVブランドへの生まれ変わり」を宣言しているジャガーにとって内燃機関時代の終焉が迫るなか、このF-PACEを含めた現行ラインアップはその最後の世代と言うべきモデル群となるが、その進化を遂げる前にジャガーが築き上げてきた90年におよぶ先駆的なデザインやパフォーマンス、そして革新性を称える「特別なグレード」が設定された。
その『R-DYNAMIC SE 90TH ANNIVERSARY EDITION』は、マイルドハイブリッド(MHEV)機構を組み合わせる2リッター直列4気筒インジニウム・ターボチャージドディーゼル(204PS/430Nm)搭載の“D200”と、同じくガソリン仕様(250PS/365Nm)の“P250”に用意され、グレード名称を掲げた限定バッジのほか、スライディングパノラミックルーフや電動調整ステアリングコラム、ヘッドアップディスプレイなど多彩な人気オプションを標準装備としている。
通常のカタログモデルには、前述のパワートレインに加えて4気筒ガソリンに105kWの電気モーター(404PS/640Nm)をドッキングしたプラグインハイブリッド(PHEV)の“P400e”に、最高峰となる5リッターV型8気筒インジニウム・スーパーチャージドガソリン(575PS/700Nm)の“SVR 575エディション”を用意し、価格は917万~1612万円(いずれも税込)となっている。
ジャガーウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp
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