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「あれ? S15シルビアに左ハンドルってあったっけ!?」完全北米仕様の衝撃

公認車検の取得ももちろん可能!

ワイパーの向きや空調経路まで徹底的に左ハンドルに最適化

「あれ? S15シルビアに左ハンドルってあったっけ!?」完全北米仕様の衝撃

「おっ、左ハンドル!」という意外性が狙えることもあり、スープラ、シビックなどのチューニング&カスタムカーでは、個性をアピールする要素の一つとして重宝されている左ハン仕様。

当然、北米仕様などを逆輸入してベースにするのがセオリーだが、シルビア系の北米仕様はS14までで、S15の左ハンドル車は存在しない。

だからこそ衝撃なのだ。なにせ、取材車両は完全な左ハンドル仕様だったのである。

この不思議なS15を製作したのは、京都の“ワイズコーポレーション”。独自に左ハンドル専用パーツを製作した上でレフトハンダー手術を行なっているのだが、細部まで徹底的に拘り、“最初からそうであった”かのようなハイクオリティを実現している。

キッカケは台湾からのリクエスト。チューニングカーブームが盛り上がっている台湾ではジャパニーズチューンドの人気も高く、当然ながら最後のシルビアであるS15への関心も高い。しかし、右ハンドル車両の公道走行や輸入は基本的に認められていないという。

そうした経緯から、ワイズコーポレーションではこれまでに8台の左ハンS15を製作していて、そのうち5台を台湾に輸出。残る3台は、同社のオリジナルパーツブランド“サムライソウル”の宣伝用デモカーとして活躍中とのことだ。

細部を見ていく。ダッシュボードは、一度3分割にして左右を入れ替え、FRPで補強&接合してからパテで整形、純正近似のレザーを貼り込んで仕上げている。

さらに、エアコンの送風がそれぞれの吹き出し口から均等に排出されるように調整を行いつつ、風切り音などの騒音対策も徹底。「おかげでダッシュ内の構造は何度も見直しました」とのこと。

ノーマルテイストに拘り、ピラーに設置されるブーストメーターも左ハンドル仕様で再現している。

続いてセンターコンソール。この部分は、厳密にはセンターではなく本来運転席がある右側が少し広くなっている。そのため、左側が広くなるように位置をずらしてリメイク。もちろん、ドリンクホルダーやコインの収納スペースなど、複雑な造形も忠実に再現済みだ。

フューエルリッドとトランクのオープナーも右ハンドル仕様のままでは不便なので、ワイヤーを延長して移設。ドライバーの使い勝手が良いように、様々なものを運転席周辺に集約させている。

サイドブレーキはセンターコンソールの運転席側になるように、右側から左側へと位置を変更。ドリフト走行時などで、サイドを引く時のクリアランスまで考慮して取り付け角度を決定したそうだ。

運転席の足元にあったヒューズボックスは、ステアリング位置の変更に伴って右から左に移設。純正コンピュータは反対側に移されている。

スイッチ系統は、パネルだけではなく集中ドアロックやオートパワーウインドウのモーターまで移動させて、運転席でコントロールできるようにコンバート済みだ。

まさかここまで!と思ってしまったのがワイパー。右ハンドル仕様のままだと、ドライバーの目の前に大きな吹き残しが生じてしまう。

そこで、ワイパーモーターを逆転配置し、ワイパーアーム自体も切断と溶接を駆使して逆向きに作り直しているのだ。合わせてカウルトップも純正をベースに造形の変更が行われているので、言われないと気付かないほど自然だ。

そしてエンジンルーム。補機類のレイアウトは純正のままだが、ブレーキマスターとABSユニットを左右逆転させている。しかし、そのままではEXマニの熱でブレーキがやられてしまう。そこで、建築用断熱材やDOT4規格のフルードを使って熱対策を行っている。

ノーマルでは真っ直ぐだったブレーキペダルのアームは、ステアリングシャフトを回避するために大幅に形状変更。よく見るとしっかり当て板補強も施されている。

もちろん、エンジンルームと室内の隔壁(バルクヘッド)も左ハンドル化に合わせてキッチリと処理が施される。ステアリング穴や不必要なホールは鉄板で埋め、補強も入れられている。

ステアリングシャフト自体はS15純正を使っているが、ステアリングラックはフロントサスメンバーを補強した上でJZA80スープラ純正を流用している。

ちなみに、この左ハンドル化はワイズコーポレーションでメニュー化されており、工賃35万円+公認車検15万円+部品代25万円の合わせて75万円で製作が可能とのこと。

オンリーワンのチューンドを目指すS15シルビアオーナーは、挑戦してみてはいかがだろうか。

●取材協力:ワイズコーポレーション 京都市右京区嵯峨天龍寺中島町1-11 TEL:075-873-3150

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