1月21日、米国のラムは、ピックアップトラックの新型「1500TRX」をチャリティ・オークションへ出品することを発表した。
2021年3月におこなわれる世界最大級の自動車オークション「バレット・ジャクソン」に、新型1500TRXに設定された限定モデル「ローンチ・エディション」の第1号車が出品される。
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新型1500TRXはスーパーチャージャー付き6.2リッターV型8気筒ガソリン・エンジンを搭載する高性能ピックアップトラックだ。最高出力702ps、最大トルク881Nmを発揮する。0~60マイル(96km/h)の加速タイムは、なんと4.5秒! 最高速度は約190km/hだ。
悪路走破性をより高めるべく、サスペンション・システムを変更。車高が2インチ(約5cm)高められた。最低地上高は11.8インチ(約30cm)確保したという。組み合わせるタイヤは、グッドイヤー製のオフロードタイプで、サイズは325/65R18。
内装には、インパネ上部に12インチのタッチスクリーンを設置。「Uconnect 4C」というインフォテインメントシステムを搭載するほか、360°カメラの映像も表示する。運転支援装備は、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、車線逸脱警報機能などを標準装備した。
1号車がバレッ・トジャクソンに出品されるローンチ・エディションは、702台限定の特別仕様だ。販売開始から約3時間で完売したという。1500TRXをもとに、専用ボディカラーやヘッドアップディスプレイ、19スピーカーのharman/kardonのプレミアムサウンドシステム、サンルーフなどを特別装備。内装の各所にはカーボンファイバーを使う。
売り上げは全額、アメリカの退役軍人とその家族を支援する慈善団体「United Way(ユナイテッドウェイ)」に寄付される。
文・稲垣邦康(GQ)
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