軽量EVスポーツ、英で実走行へ
日産自動車で長年チーフデザイナーを務めた中村史郎氏が、今週開催される英国最大級の自動車イベントで、コンパクトな2シーターEVスポーツカー「AIM EV Sport 01」を披露する。
【画像】日本発の2シーター軽量EVスポーツカー【AIM EV Sport 01を写真で見る】 全6枚
1999年から日産のデザイン部門に在籍し、キューブ、キャシュカイ(デュアリス)、リーフ、GT-Rなどのデザインを監督してきた中村氏。2017年に日産の副社長を退き、現在は独立系のSNデザイン・プラットフォーム社を率いている。
名古屋を拠点とするエンジニアリング会社エイムのために開発されたEV Sport 01は、可能な限り魅力的なドライビングを目指したコンセプトカーだ。現在動的テストが行われており、7月13日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で走りを披露する予定である。
2基の水冷高性能電気モーター(後輪に2基)を使用し、最高回転数は1万rpmとされる。4つのパックに分割された81kWhのバッテリーから電力を得て、合計出力490psと最大トルク80.5kg-mを発生する。
車重1425kg で、0-100km/h加速は6.0秒以下を達成できると見込まれている。
ボディパネルとモノコックシャシーには軽量化のためにカーボンファイバーが使用され、ボディフレームの大部分はアルミニウム製となっている。
フロントとリアにはダブルウィッシュボーン・サスペンションが装備され、コーナリング時の操作性を最大限に高めているという。ホイールは直径20インチ。
エイム代表取締役社長の鈴木幸典氏は次のように語っている。
「エイムEV Sport 01が目指したのは、速くて運転が楽しいこと。EVは四輪駆動が主流ですが、このクルマの性格上、後輪駆動が必要でした」
「先進的な電気モーターシリーズを独自に開発したAIM EV Sport 01は、先進的なパワートレイン開発におけるAIMの専門知識を披露するのにも最適です」
エイムは現在、EV Sport 01の限定生産の可能性を検討しているが、これは世間からの温かい反応に後押しされたものと思われる。
そのデザインについて中村氏は、「過去の偉大なスポーツカー」から着想を得たとし、「誇張された複雑な表面」を避けたデザインは、1960年代の欧州や日本のスポーツカーを彷彿とさせると語った。
エイムは、同車両を自社開発のEVモーターの能力を示すショーケースとして使用しており、自社製モデルや他メーカーへの供給を目指している。
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