先日、今年限りでレーシングドライバーを引退することを表明した中嶋一貴。彼は引退発表の翌日から、スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストに参加し、2日間の走行を終えた。“現役ラストラン”を終えた中嶋の功績を称えるべく、鈴鹿サーキットのホームストレート上ではセレモニーが行なわれた。
11月にWEC(世界耐久選手権)からの勇退を発表していた中嶋は、12月6日のTOYOTA GAZOO Racingの2022年体制発表会にて、レーシングドライバーからの引退と、TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)副会長に就任することを明らかにした。国内レースにおいては正式な“引退レース”を実施できていない中嶋は「心残りではありますが、派手に何かをやりたいタイプではないので、これはこれで自分らしいのかなと思っています」とコメントしていた。
■中嶋一貴、引退発表翌日にSFテストに参加。2日目午前が実質的な“国内ラストラン”に?「これはこれで自分らしいのかな」
しかし、そんな中嶋にサプライズが待っていた。彼にとって合同テスト最後の走行枠であるセッション3が終了した11時過ぎ、ホームストレートにはドライバーや関係者らが集結。そこにTOM‘Sの36号車も並べられた。そして中嶋がホームストレート上に呼び寄せられると、即席のセレモニーがスタートした。
まずKuo VANTELIN TEAM TOM’Sの宮田莉朋、ジュリアーノ・アレジから花束が贈呈されると、セレモニーの発起人でもあるという山本尚貴も中嶋に労いの言葉をかけ、固く握手した。
突然のサプライズだったこともあり、時折涙を拭う仕草を見せた中嶋。駆け付けたファンと関係者に対し、「こうやって挨拶する機会をいただけて感謝しています。悔いなくレース活動を終えられたと思っています。立場が変わってもレース界の発展に貢献していきたいと思いますので、よろしくお願いします」と述べた後、ドライバーたちに胴上げされ宙を舞った。
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