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まだまだ知らないことが多い国産車【新米編集長コラム#4】

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まだまだ知らないことが多い国産車【新米編集長コラム#4】

敢えて新幹線で原稿を書き始める

今回は新幹線である。何の話かと言えばこの原稿を書いている場所で、当連載第1、2回はバスの中、第3回は特に記していないが自宅。そして今回は、新幹線移動の合間に書いている。ちなみに残された時間は約45分弱だ。

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読み返してみると、第1、第2回はなんだか勢いがあって、第3回はどこか落ち着いている。そして個人的に勢いあるほうのテイストが気に入ったので、今回は敢えて新幹線で書き始めたという次第だ。

今座っているのは、こだまの自由席。平日の15時台であるが、横の座席に荷物がおけるくらいの余裕がある。ちなみにこだま(N700系)の自由席は主に1~6号車、13~16号車と、のぞみやひかりに比べて車両が多いのを皆さまはご存知だろうか。

小心者で乗れない(座れない)のが怖くて最初は指定席をとっていたが、ある時そのことを知り、さらに品川駅の窓口でわざわざ指定席を買わなくても大丈夫……と暗に言われたことがあり、それ以来、こだまに乗るときは自由席を利用している。

何の話かと言えば、「まだまだ知らないことが多い」という例で、ここでようやく今回のテーマである”国産車”にたどり着く。前置きが長いのは悪い癖だとわかっているが、あとで切ればいいやと一気に書いて、いつも切るに切れなくて困っている。

マツダはほぼ輸入車みたいなクルマ(語弊あり)

……閑話休題。国産車の話である。

長年、趣味車雑誌カー・マガジンやティーポ、フェラーリ専門誌SCUDERIAを担当してきたこともあり、取材の分野がどうしても輸入車方面に偏っていた。しかも普通のクルマよりは、スポーツカーやヒストリックカーが多くなる傾向にあった。

というわけで、8月1日にAUTOCAR JAPANに移籍してまず困ったのは、メーカーやブランドによってはあまりに情報が不足しているということだ。一応、普段からプレスリリースはひと通り追っていて、だいたいの流れは理解していたが、特に国産は……zzz

うわあ! 寝てしまった! 目的地の駅では何とか降りることができたものの、結局書きあがらず、自宅で続きを書いている……。ちなみに国産車といっても、マツダだけは例外だ。マツダはほぼ輸入車みたいなクルマを作っているので(語弊あり)、カー・マガジンやティーポでも積極的に取材してきた。個人的に広島という地域が好きで(幼少期からカープ・ファン)、老後は移住してズムスタで年間全試合を観戦するのが夢だ。

トリノにスズキのデザインスタジオ

ああ、また脱線してしまった。ということでここ数日、スバル・クロストレックに追加されたストロングハイブリッド紹介、スズキ・フロンクス発表会、ホンダ・シビックRS試乗会と、立て続けに国産車の記事を担当したのが、このコラムを書くことになったきっかけだ。このうち、フロンクスとシビックRSは実際に取材も行った。

そこで見聞きする話は、新鮮なことばかりだった。例えば今回スズキ・フロンクスのデザインをまとめた加藤正浩さんは、以前、イタリア・トリノにあるスズキのデザインスタジオに勤務していたという。10年くらい前からあるらしいのだが、フロンクスとプラットフォームを共有する2代目バレーノのデザインをそこでまとめた後に、国内に戻ってきて最初の仕事がフロンクスだったそう。

そのスタジオは日本人だけでなく、様々な国の方々が勤務されていて……というような話は、ご本人と立ち話をしている際、フロンクス以前の作品を伺った時にでてきたエピソードだ。

トリノにスズキのデザインスタジオ! そう聞くと、フロンクスのスタイルが欧州車っぽく見えてくるから現金なもの。そしてまだまだ知らないことも多いなぁ、もっと国産車もいろいろと取材したいなぁと思った……というのが、今回書きたかった話だ。冒頭のこだまの話は忘れてください。

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