”とりあえず最後”のF1レースに挑むアロンソ。デビュー時のカラーリングも取り入れた、特別仕様ヘルメットを新調

　F1で”とりあえず最後”のレースに挑むフェルナンド・アロンソは、現在のデザインと2001年に初めてF1に参戦した時のデザインを組み合わせた、特別カラーリングのヘルメットを用意した。

　来季はF1に参戦しないことを発表しているアロンソ。そのため今週末に行われるアブダビGPは、彼にとっては”とりあえず最後”のF1レースということになる。

　マクラーレンはこれを記念して、マシンに特別なカラーリングを施すことを発表。そしてアロンソも、最終戦仕様の特別なヘルメットを被る。

　このヘルメットは、右側は2001年にF1デビューした当時のカラーリング、左側は現行のカラーリングが施されたもの。F1での18年の歴史が詰め込まれている。

　アロンソのF1デビューは2001年のオーストラリアGP。当時の所属チームはミナルディで、決勝での順位は12位だった。

　この当時被っていたヘルメットは、側面にスペイン国旗をあしらい、ベースとなる部分は青のチェッカー模様となっていた。これが、今回アブダビで使われるヘルメットの右側に再現されている。

　逆側は現行のデザインとなるが、後頭部の黄色だった部分は、金色に置き換えられる。

　なおこのふたつのデザインは、中央の帯で分割され、その帯の内部にはアロンソがこれまでに勝った32勝全グランプリ名が書かれている。