2026年から、F1スペインGPの開催地がマドリードに変わることになった。マドリードは2022年に、将来F1を開催したいという意向を表明していたが、それが現実のモノとなったわけだ。契約期間は2035年までの10年間と発表されている。
マドリードでのスペインGPは、市内に建設される公道と常設区間を組み合わせた5.47kmのコースを舞台に開催される予定であり、コーナー数は20。予選でのラップタイムは1分32秒程度になることが想定されている。
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同サーキットは空港からも近く、地下鉄や鉄道など、公共交通機関を使ってアクセスできる立地であり、収容人数は11万人。契約期間中の前半には、14万人まで収容人数を増やされる予定だ。
今回の発表に際し、F1のステファノ・ドメニカリCEOは次のようにコメントを寄せた。
「マドリードは素晴らしいスポーツと文化遺産を持つ素晴らしい都市であり、今日の発表により、スペインのF1にとってエキサイティングな、新しい1ページがスタートすることになる」
「素晴らしい提案をまとめてくれたIFEMAマドリードのチーム、マドリード地方政府、そして市長に感謝したい」
「このグランプリは、ファンに最大限の価値を提供し、革新と持続可能性を取り入れたスポーツとエンターテインメントの、数日間にわたるスペクタクルを生み出すという、F1のビジョンを体現している」
またFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長も、次のように語った。
「スペインの首都マドリードの新しいサーキットで、現代のF1マシンがレースをするのは実に魅力的なことだ」
「2030年までにネットゼロカーボンを置いたFIAの2026年F1レギュレーションの導入に向けて我々が取り組んでいる中、現地の主催者がイベントの計画において環境の持続可能性に重点を置いているのを見られるのは、喜ばしいことだ」
「慣例の通り、提案されているサーキットは、FIAの公認と安全性チェック、そして世界モータースポーツ評議会によるカレンダーの承認を受けることになる」
IFEMAマドリード執行委員会のホセ・ビセンテ・デ・ロス・モソス会長も、新生スペインGPについて次のように語った。
「IFEMAマドリード周辺で大規模なF1イベントを開催するという我々の夢が実現した。40年以上の時を経て、F1がマドリッドに戻ってくることを発表できることに、興奮している」
デ・ロス・モソス会長はそう語った。
「我々は、ファンと競技に参加するチームの双方に、独特でユニークな体験を提供できるように特別にコンセプトが作られ、デザインされた。これにより、世界中のF1カレンダーの参考となるようなグランプリを開催したいという野心を持っている。そうしてマドリードは思い出に残るイベントを提供しながら、スポーツとエンターテインメントを組み合わせた、新しいコンセプトの開発に深く取り組みたいと考えている」
マドリード州政府のイザベル・ディアス・アユソ首相も、次のように説明する。
「F1が、国境の内外を超えて開放性と自信をもたらす地域であり、スペインの首都であるマドリードにやってくることを発表でき、大変満足している。これは、スペインの繁栄と進歩の主な原動力になっている」
「このイベントには、世界で7000万人が参加するだろうし、マドリードのGDPは年間4億5000万ユーロ(約723億円)以上増加、8200人の雇用も創出される。マドリード州はオープンで多元的で競争力のある素晴らしい国際的展望を持った地域であり、F1がこの地域を世界最高のブランドにするという面で貢献してくれることだろう」
マドリード市のホセ・ルイス・マルティネス-アルメイダ市長も、F1スペインGPを歓迎するコメントを発表した。
「グランプリ開催決定の発表により、マドリードは未来へ進み、現在F1を開催する都市のグループに加わり、主要イベントの誘致において、世界の首都の最前線に立つことになる」
「我々はF1が単なるレースではなく、マドリードが経験している革新を推進し、我々に何ができるかを世界に示す、前例のない機会であることを理解している。我々はマドリードがその任務に応えられると確信している」
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