ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、F1イギリスGP予選で印象的な走りを見せ、3戦連続のQ2進出を果たし15番手で予選を終えた。しかし、5グリッド降格ペナルティを受けたことにより最後列20番グリッドからの決勝スタートとなりそうだ。
このペナルティは、黄旗時にスローダウンしなかったことにより出されたもの。予選Q1終盤、ラッセルのチームメイトであるニコラス・ラティフィがターン7でスピン。これによって当該区間で黄旗が振られたのだ。
ラッセルも黄旗が出ていたことは認識しており、チームとの無線で「自分は間違いなくスピードを落とした」、「マシンが確実にコントロールできる状態だった」と主張した。
しかしFIAスチュワードは、黄旗が出たラップでタイムを更新したラッセルが規則に違反したとみなした。レースディレクターのマイケル・マシがレース週末に発行した、黄旗時にタイムを記録する際の注意書きに違反したことが、その理由のひとつとなったようだ。
「ラッセルはスチュワードに、周辺視野でターン7の黄旗を見たとき、それがダブルイエローには見えず、シングルイエローだと信じていたと説明した」
そうスチュワードは報告書に記した。
「彼は前のラップよりわずかに早くリフト(アクセルオフ)したが、彼の速度は前の周よりも”大幅に”遅くはなかった。彼は自分がクルマをコントロールしていて、必要に応じて回避行動をとることができたと説明したが、彼は速いラップを走っている時と同じような速度だった」
「スチュワードはチームの無線をレビューし、チームが彼に黄旗が出ていることを警告していたことに気づいた。彼らはそれが、ダブルイエローであることを明言していなかった。さらに彼らは、レースディレクターの注意書きに従い、彼にラップを中止する必要があるとアドバイスしなかった。彼は意味のあるラップタイムを記録できなかったはずだが、実際にそのラップは彼にとってQ1最速ラップとなった」
「レースディレクターのメモの目的は、安全上の理由から旗のシグナルに従う必要性が極めて高いことを強調することだ」
「スチュワードはあらゆる緩和要素を調査したが、最終的には非常に危険な状況でダブルイエローが出ていたことを確認し、5グリッド降格ペナルティとペナルティポイント3を与えた」
ラッセルにとって、これがこの12ヵ月間で初のペナルティポイントとなる。
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