ゼンリンとAMANEが日産のEVとデータ連携を開始

ゼンリンデータコムは2024年11月19日、同社とAMANEが提供する電気自動車（EV）、PHEVのデータ管理システム「e-mobilog（イーモビログ）」が、日産自動車の提供する「Nissan Biz Connect API」とデータ連携を開始したと発表した。

これにより、日産自動車の提供する正確な車両データを活用し、動態管理や電池残量、走行期間中の電力消費量の可視化といった機能を提供するフリートマネジメント・システムとして利用可能になっている。

また、 「Nissan Biz Connect API」との連携で、車載通信ユニット（TCU）を標準装備した日産車から後付け車載器なしにリアルタイムの車両情報が取得でき、より効率的で正確なデータ収集が可能になる。対応車種は、日産リーフ（2021年モデル以降）、サクラのうち、EV専用NissanConnectナビゲーションシステムおよび車載通信ユニット（TCU）を装備した車両。

「e-mobilog」は複数の自動車メーカーや後付け車載器とのデータ連携を推進しており、今回の「Nissan Biz Connect API」連携が、初の自動車メーカーとの連携となる。

ゼンリンデータコムとAMANEは、今後、CO2排出量可視化コンサルティングや充電管理システムとの提携も視野に入れ、EV導入企業の効率的な車両管理とグリーントランスフォーメーション（GX）の推進に寄与するとしている。

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