今季限りでアルピーヌを離れることが決まっていたエステバン・オコンは、F1ベルギーGPを前にした7月25日(木)、ハースF1と複数年契約を結んだと発表。来季からチームのドライバーとして、ルーキーのオリバー・ベアマンとコンビを組むこととなった。
現在のアルピーヌでは2021年にグランプリ勝利も飾ったオコン。移籍の決め手には、ハースの小松礼雄代表が説明したチームの成長戦略があったと示唆した。
■ハースF1で約10年ぶりの“協働”。小松礼雄代表が来季加入のオコンを語る「彼の才能はずっと前から認識していた」
オコンと小松代表は10年来の付き合い。2014年にFIA F3ヨーロッパ選手権でチャンピオンを獲ったオコンは、ロータスから初のF1テストに参加。その当時ロータスでエンジニアを務めていたのは小松代表だった。
そんな関係性のある両者は昨年から話し合いを始め、その中で小松代表が行なったチーム計画の説明がオコン移籍のキッカケになったようだ。
ハースを選んだ要因について尋ねられたオコンはこう答えた。
「見ての通り、パドックでは多くの会話が交わされている。この会話もかなり前から始まっていて、2023年シーズンの半ばにはもうスタートしていた」
「本当にその時から始まったんだ。でもアヤオは僕が関わってきた人の中でもF1で多くの経験を持っていて、その世界観で僕を納得させたんだ」
「F1への第1歩も10年前に初めてテストに参加したときだった。彼のことはもっと前から知っている」
「初めて僕らが腰を据えて話した時に、彼は今後の計画について僕に説明してくれた。計画はとても明確で、彼らは明確な目標を持っているけど謙虚な姿勢で、目立ちたがり屋ではない。それが僕の好きなところでもある」
ハースは2016年にF1参戦を果たして以降、コンストラクターズランキングで下位に沈むことも多かった。
しかし今季はシーズン折り返しを過ぎた時点で、ハースは中団グループ最上位とも言えるRBに6ポイント差まで迫るランキング7番手につけている。なお現在オコンが所属するアルピーヌはハースから18ポイント差のランキング8番手だ。
オコンは今季の活躍から、ハースのチーム戦略が結果に結びつきつつあると考えている。
「彼らはチームのポジションを押し上げるという明確な計画を持っていて、それが結果に表れ始めているのは明らかだ」とオコンは言う。
「見ての通り、彼らは今年、明らかにパフォーマンスやマシンそのものを向上させている。計画は明らかにビッグで、非常に印象的だ」
「もちろん、とても満足できる決断だった。とてもワクワクしているし、今のチームでの5年間を経て、僕にとっては大きな挑戦で新たな冒険になる」
「今シーズンを最高の形を終えて、チームのためにベストを尽くし、来年のコラボレーションを始めるのが楽しみだ」
ハースはF1グリッドの中では小規模のチームとなるが、オコンはより規模の大きなチームよりも効率的な運営が行なわれていると評価した。
「フォースインディア(現アストンマーティン)で走り、メルセデスやここ(ルノー/アルピーヌ)を経験し、今後ハースで働くから、僕は両端を経験している」
「彼らは今、信じられないような仕事をしていて、現時点では300人ほどのスタッフが働いているが、2~4倍の規模のチームよりも上手くいっている。それは驚くべきことだ。今後の計画も非常に魅力的だ。楽しみにしているよ」
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みんなのコメント
負けるなよ 悪童くん