AUTOCARの予想イラスト
英国の高級スポーツカー・メーカー、アストン マーティンが、V12エンジンを搭載するオープンルーフ・モデルの開発を進めていることが判明した。
【画像】フェラーリのスピードスター モンツァSP1/SP2【写真】 全31枚
「アストン マーティンV12スピードスター」という名称の限定生産モデルで、2020年の後半にデビューする見込み。トップ画像はAUTOCARの予想イラストである。
本モデルは、1959年のル・マン24時間耐久レースを制した功績を讃えるもの。
同社のビスポーク部門である「Q by アストン マーティン」が手がける作品で、「モータースポーツとエアロダイナミクスの最新テクノロジー、走りを楽しむ旧き良きスポーツカーの優美なコンビネーション。究極のエンスージアズムを体現する2シーター・ドライビング・マシン」と説明されている。
88台のみがハンドビルドで生産されるが、その価格は明らかになっていない。AUTOCARでは、少なくとも75万ポンド(1億646万円)を超える値付けになると考えている。
アストン、デザイン・スケッチ発表
今回の発表にあわせて、アストン マーティンは、黒の背景のデザイン・スケッチを公開している。ルーフもフロント・ウインドウも存在しないレーシングカーのような姿で、その見た目はボディワークのすべてがビスポークであることを物語っている。
技術的な情報は少ないが、搭載されるV12エンジンは、5.2L V12ツインターボになると考えられ、最高出力700ps、最大トルク71.2kg-mというスペックが予想させる。トランスミッションは、ZF製の8速オートマティックを採用するだろう。
つまり、パワートレインはDBSスーパーレジェーラのものをデチューンし、シャシーは共有すると思われる。
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