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インタビュー バイトン、2020年までに欧州市場へ 自動運転やEVに注力

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インタビュー バイトン、2020年までに欧州市場へ 自動運転やEVに注力

もくじ

ー 2019年に販売開始 2020年には欧州へ
ー 自動運転やEVについて

バイトン、サルーン・コンセプト発表 中国発 レベル4の自動運転も

2019年に販売開始 2020年には欧州へ

中国の新興EVメーカー、バイトンはテスラなどのライバルに追いつくため、3億8500万ポンド(570億円)の資金を確保したようだ。

同社のチーフエンジニアであるルノー日産出身のアイリッシュマン・デイビッド・トゥーヒグは、アルピーヌA110での功績により今年のAUTOCARアワードを受賞した。われわれはペブルビーチ・コンクール・デレガンスで彼にインタビューを行なった。

――バイトンの立ち位置は?

「着実に進歩しています。2019年に中国で販売をスタートし、その後数カ月中に北米で、2020年末には欧州で営業を開始します。南京の工場はわたしが26年間のキャリアで見たことのないスピードで準備が進んでいます。来年初頭にはプロトタイプの生産を開始します」

――すべての車両が同じプラットフォームを使う?

「はい。シボレー・ボルトのようなサンドイッチ構造ではありません。われわれはすでに確立された技術を使う方針です。そのためにわたしのような老兵を雇ったのです。最小限の投資で済むよう、ひとつのラインで様々なホイールベースの車両を製造します」

――なぜエンジンがないのに「3ボックス」にこだわる?

「K-バイトは、3ボックスのように見えますが実際には違います。運転席と助手席の前方は空洞になっています。これにより、自動運転時には座席が12°回転するようになっています」

自動運転やEVについて

――発売時には半自動運転を実現するとのことだが、完全自動化はいつ?

「われわれは自動運転技術を楽観視しています。でなければこのクルマの前に立っていません。もちろん楽観的すぎる意見もありますが、われわれは自動化は急速に進むと考えています」

「レベル4について、完全にいつでもどこでもというのは難しいかもしれません。しかし、極端な環境を除く大半の場所においては、それほど遠くない未来に実現されるでしょう。おそらく、このクルマのモデルライフ中と考えています」

――他のEVメーカーが失敗する中、バイトンはどのように成功する?

「まず第一に、われわれには規模の経済があります。利益率の低い業界であり、生産台数を確保することが鍵を握ります。南京工場は小さなショップではありません。年産30万台の規模を持つことにより、1台の価格を3万5000ポンド(518万円)にすることができるのです」

「第二に、われわれのクルマは中国で生産することにより、コストを削減しています。また第三に、われわれが持つテクノロジーとクルマのコネクティビティにより、将来的に今では考えもしない方法で利益の好循環を生むことができるでしょう。2006年の時点では、電話をただ単に通話機能のみと考えていましたが、現在では当時想像もしていなかったような利益を生んでいるのですから」

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