クルマ作りは事業の1つに過ぎない
自動車メーカーにとって、自動車産業以外の分野に手を出すことは、メリットが多い。
【画像】本業はやっぱりクルマ作り?【紹介したメーカーが製造するモデルを写真で見る】 全134枚
自動車製造から得られる利益をより有益な分野に投資するためでもあるし、不況で新車市場が低迷したときに生き残るための手段でもある。今回は、自動車メーカーが参入した意外な分野を見ていこう。
BMW:ボブスレー
2012年、BMWの北米部門は、米国オリンピックチームのために1年以上かけてボブスレーを設計した。複合材料に関する専門知識を活用し、カーボンファイバー製の軽量な2人乗りソリを開発。さらにエアロダイナミクスの経験を生かし、全く新しいデザインを考案した。
この究極のソリを使用した米国のボブスレーチームは、2014年ソチ冬季オリンピックで3位入賞を果たす。1952年以来、初の表彰台獲得である。
フィアット:日刊紙
フィアットは1926年、トリノを拠点とするイタリアの新聞社「ラ・スタンパ(La Stampa)」を買収。フィアット所有のもと、ラ・スタンパは地方紙からイタリア最大の日刊紙へと成長した。
興味深いのは、1978年にリビアの元指導者ムアンマル・カダフィ氏に関する風刺記事を掲載し、同氏と対立したことである。カダフィ大佐の怒りは、ラ・スタンパではなくフィアットに向き、ラ・スタンパの編集者を解雇しなければ、フィアットの禁輸措置を取ると脅したのである。ラ・スタンパは脅しに動じず、カダフィ大佐もフィアットをブラックリストに載せることはなかった。
2014年、フィアットと有力者ペローネ一族は、ラ・スタンパとイル・セコロXIX社を合併して、イタリアーナ・エディトリーチェという新会社を設立。フィアットの後継会社であるフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、2017年にようやくラ・スタンパの所有権を手放した。
フォード:工業都市
ヘンリー・フォードは、自動車部品用のゴムの供給を確保するため、ブラジルに町そのものを設立した。「フォードランディア」と名付けられたこのプロジェクトは、アマゾンの熱帯雨林の奥深くにアメリカンスタイルの住宅を配置する計画的なコミュニティとして、1926年にスタート。居住区はブラジル人労働者と米国人経営者に分けられ、来客用のホテルも併設された。
しかし、ゴムの木も人間も病気にかかりやすく、計画は見事に失敗した。1934年、フォードはこの町を放棄。1945年には、南米で天然ゴムを採るより合成ゴムを作る方が簡単であることに気づき、2つ目の町も放棄している。現在、フォードランディアには約3000人が住んでいる。
アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ:地図サービス
ライバル同士のBMW、アウディ、メルセデス・ベンツは、意見の対立を一旦棚上げし、2015年にノキアから地図サービス「HERE」を共同購入した。以前Navteqと呼ばれていた同社の株式を、3社が均等に保有している。
メルセデスの親会社であるダイムラーは、この買収により、自動車メーカーはアップル様やグーグル様が定めたルールに従うことなく、将来の自動運転車向けに地図サービスを形成できるようになると説明している。
GM:電子データシステム
ゼネラルモーターズ(GM)は1984年、著名な実業家ロス・ペローのコンピューター大手エレクトロニクス・データ・システムズ(EDS)を買収し、自動車産業以外の分野での事業拡大を続けている。
この買収は、EDSが持つITの専門知識を活用することで、GMのコンピュータ・システムをより賢くするための方法として、経営陣が提示したものである。これにより、国内外におけるライバル企業との競争力を高めることができると考えたのだ。
EDSは、売却後すぐに収益を上げたが、両社の関係は険悪になってしまう。GMは1996年にEDSを分離独立させ、2008年にヒューレット・パッカードがこれを買収した。
GM:ヒューズ・エレクトロニクス社
GMは1985年、航空大手のボーイングとライバルのフォードを抑えて、億万長者ハワード・ヒューズの遺産からヒューズ・エアクラフト社を買収する。
同社は後にデルコ・エレクトロニクス社と合併して「GMヒューズ・エレクトロニクス」となり、ヒューズの航空宇宙に関するノウハウを活用し、1988年発売のオールズモビル・カトラス・スプリームで自動車メーカー初の市販版ヘッドアップディスプレイを実現することができた。
この新会社では、自動車部品のほか、商業衛星やミサイルなども製造していた。1994年にはディレクTVというデジタルテレビサービスを開始し、米国の何百万世帯もの家庭に入り込んだ。その後、収益が悪化したため、GMは1990年代後半から2000年代前半にかけて事業の大部分を順次切り離し、ディレクTVは現在AT&Tの傘下に入っている。
フォード:空対空ミサイル
1951年、フォード・エアロスペース社は、空対空ミサイル「AIM-9サイドワインダー」シリーズの製造に必要な部品の開発・製造を米海軍から受注した。
当初は誘導制御部を生産し、兵站(へいたん)部を支援した。AIM-9はベトナム戦争で広く使用され、現在でも数十か国でさまざまな進化を遂げた派生型が使用されている。
1990年にフォードが事業を売却し、現在はロッキード・マーチン社の傘下に入っている。
ホンダ:ロボット
ホンダは、自動車、バイク、飛行機、芝刈り機、除雪機、ウォーターポンプなど、幅広い事業を手掛けている。自動車やバイク以外で最も有名なのは、「アシモ」という名の人間そっくりのロボットだろう。アシモは歩き、走り、ジャンプし、人間と交流する。さらに自分の名前を認識し、握手することもできる。
アシモはときどき、国内外の公共の場に姿を現す。東京都港区にあるホンダ本社に展示されていることもある。ただし、2022年3月に定期的な実演は幕を閉じた。
ヒョンデ:列車
ヒョンデは、中型SUVのサンタフェを販売しているが、何百人もの乗客をニューメキシコ州サンタフェまで連れて行く列車も作っている。同社の鉄道車両部門であるロテムは、ライトレール、高速列車、ディーゼル電気機関車、地下鉄車両を設計・製造している。
その他、ヒョンデは工具、組立ライン用機械、大砲、航空機部品、ロボットなども手掛けている。
フォード:貯蓄口座
フォードは、消費者が新型車を買うための貯蓄を手助けしたいと考えている。英国では、フォード・クレジット部門が銀行免許を取得し、個人貯蓄口座などの金融商品を販売している。
フォード・クレジットの公式サイトによると、年間数十億ポンドを運用しているようだ。ルノーのRCI Banque部門も、欧州で同様のサービスを展開している。
三菱:あらゆるもの
三菱の自動車製造部門は、その名前とロゴを他の多くの事業体と共有している。鉱業、造船、不動産販売、ETC車載機、高速鉄道設計、石油精製、銀行業など、さまざまな分野で活躍している。
また、第二次世界大戦中にかの有名なゼロ戦(零式艦上戦闘機)を開発するなど軍需産業も手掛け、航空自衛隊向けのF-15、F-2、F-35戦闘機の製造(または組み立て)を行っている。毎日通うオフィスを涼しくしてくれるエアコンも、三菱が作っている可能性が高い。
プジョー:自転車
プジョーは、1882年に大型自転車の製造を開始。1880年代末には、三輪車と同じ大きさの車輪を持つ普通の自転車もカタログに掲載された。1926年、自動車部門と自転車部門が分離。
現在も、ビアンキ、プフ、ジタンなどの自転車を設計・製造するサイクルヨーロッパ・グループの一員として、プジョーブランドは存続している。
タタ:ホテル
英国の名門自動車ブランド、ジャガーとランドローバーは、インディアン・ホテルズ・カンパニーと同じ屋根の下で暮らしている。1903年、ムンバイに5つ星ホテル「タージマハルパレス」(写真)を開業し、高級ホテルの世界に足を踏み入れたタタ。現在では、アジア最大級のホテルグループに成長した。
タタの活動は、自動車とホテルだけにとどまらず、100社以上の会社を経営しており、その分野はめまぐるしく変化している。コンピュータ・システムのサポート、コーヒーやテトリーティーの製造、生命保険の提供、ヴィスタラという航空会社での旅客など、特筆すべき事業を数多く行っている。電話で航空券を買い、旅行保険をかけ、飛行機に乗り、機内でコーヒーを飲めば、全身でタタを味わうことができるというわけだ。
プジョー:塩、胡椒、コーヒーグラインダー
プジョーは1840年にコーヒーグラインダーを発売し、1874年にはペッパーグラインダー事業にも進出した。最初のペッパーグラインダーは「モデルZ」と呼ばれ、磁器製であった。現在では木製が一般的だが、その基本設計は現在でも引き継がれている。
「PSPプジョー」と名付けられたこのグラインダー事業は、自動車製造部門とは経営的に関係がなく、自動車とグラインダーが同じスタジオで設計されたり、同じ屋根の下で製造されたりすることはない。ただし、プジョーの親会社ステランティスの株式を7%所有するプジョー家(創業一族)は、PSPの株式も90%保有している。
トニーノ・ランボルギーニ:コーヒー
フェルッチオ・ランボルギーニは、1974年に自身の名を冠した自動車事業を売却し、引退後は狩猟とワイン造りに専念していた。事業は最終的にフォルクスワーゲン・グループに入り、創業者の子供たちは誰もこの会社で働いていない。しかし、フェルッチオの息子は、その名前とロゴを、イタリアンデザインを謳った高級品に提供し続けている。
サングラス、時計、ネクタイ、財布などには、トニーノ・ランボルギーニの名が使われている。このブランドは、2種類のコーヒー(写真)、チョコレート、ウォッカ、エナジードリンクも製造している。
テスラ:家庭用バッテリー
テスラのモデルSやモデルXなどのEVを走らせるためのバッテリー技術を活かし、停電時に家庭に電力を供給する。「パワーウォール」と名付けられたこのデバイスは、メンテナンス不要のリチウムイオンバッテリーで、街の電力網やソーラーパネルから電気を得ている。
テスラは、パワーウォールをフル充電すれば、平均的な大きさの家なら1週間程度は電気を賄えるとしている。ちなみにテスラでは、ソーラーパネルも製造・販売している。
プジョー:電動工具
プジョーは、自動車産業が生まれるよりもずっと前の1810年にハンドツールを作リ始めた。現在もドリル、ドリルビット、のこぎり、研磨機、バイスグリップなどの工具を販売し続けている。プジョー家は2012年に工具製造事業の権利をフランスのMPOという会社に売却した。
トヨタ:住宅
トヨタが住宅市場に参入したのは1975年のこと。自動車で培ったノウハウを活かし、地元の愛知県を中心に、注文住宅や分譲住宅、分譲マンションを展開。保証期間は60年と、トヨタらしさが垣間見える。
GM:列車
GMが、今度は鉄道事業に乗り出した。1930年、GMのアルフレッド・P・スローンCEOは、自動車製造におけるコングロマリット的アプローチが、より広い輸送の世界に応用できると確信し、同年クリーブランドのエレクトロモーティブ・カンパニー(EMC)を買収した。
GMは、米国の鉄道が蒸気からディーゼルへと移行し、新しいエンジンの需要が高まることを正確に予測。その動力源と自社の自動車との相乗効果を見いだしたのである。
EMCは、ゼネラル・エレクトリック(GE)と並ぶ米国最大のディーゼル機関車メーカーとなったが、GMの自動車部門との協力関係はうまくいかなかった。EMCは世界中に進出し、EMD710型12気筒ディーゼルエンジンは3000馬力を発揮した。GMは2005年にEMCをプライベート・エクイティ・グループに売却。2010年には建設機械大手キャタピラーの下に渡っている。
シトロエン:V字型歯車
アンドレ・シトロエンが最初に設立した会社は、V字型の歯車(ヘリカルギア)を専門に作っていた。V字歯車は、通常の歯車よりも静かで強度も高いが、精密な加工が必要である。特許を取得したシトロエンは、ロシアとフランスで会社を興し、チェコの自動車メーカー、スコダをはじめとするさまざまな顧客に販売した。
1919年、自身の名前を冠した自動車会社を設立する。現在も使われているダブルシェブロンのロゴは、国際的な歯車メーカーとしてのシトロエンの歩みをそのまま表している。
トヨタ:スピードボート
1990年、トヨタはその自動車技術をマリン分野に応用する機会を得て、現在では富裕層向けのさまざまな船舶を提供している。最もパワフルな「ポーナム35」は、SUVのランドクルーザー(海外仕様)によく搭載されている4.5L V8ディーゼルエンジン2基を搭載している。
最高出力は750ps、最高速度は約30ノット(55km/h)で、全長は11.95m(39フィート)。価格は7678万円からで、最大12人を乗せることができる。
ランドクルーザーとは異なり、年間15隻ほどしか製造されていないが、マリン部門はもう少し小型で安価なボートも製造している。
シトロエン:ヘリコプター
シトロエンは、ドイツのNSUとの合弁会社コモトールでロータリーエンジンを製造していたが、この失敗から少しでも利益を得るために小型の個人用ヘリコプターを開発する。「RE-2」と名付けられた同社最初で最後のヘリコプターは、GSビロトールのワンケルエンジンを発展させ、大型ローターと自社設計の燃料噴射装置を搭載したものであった。
万が一、飛行中にパイロットが飛び降りなければならない事態を想定し、試作機のドアは取り外されていた。テスト飛行の際、エンジンが高回転域でオーバーヒートしてしまい、パラシュートの出番はなかったものの、当局の承認を取得することができなかった。
その後も開発は難航し、新オーナーのプジョーはこのプロジェクトを直ちに終了させ、2CVの後継車開発など、より収益性の高い事業に集中するように命じた。この試作機の飛行時間は38時間であった。
ホンダ:ジェット機
ホンダの世界展開は、自動車だけにとどまらず、ついに飛行機まで作り始めた。ホンダジェットの正式名称は「HA-420」で、約1%の富裕層が利用する自家用機として開発された小型機である。最大6人の乗客と2人の乗務員が乗れる。ホンダが初めて手に入れた「翼」と言いたいところだが、バイク好きが抗議してきそうで怖い。
約600万ドル(約7億円)で購入できるとされており、プライベートジェットとしてはお買い得と言えるだろう。ノースカロライナ州グリーンズボロにあるホンダの工場でこれまでに200機以上が製造され、このクラスで最も売れている飛行機である。
フォルクスワーゲン:ソーセージ
フォルクスワーゲンで最も人気のある製品には、車輪もエンジンもついてない。同社は数十年にわたりポークソーセージを製造し、それを使ってドイツの人気ファーストフードであるカリーヴルストを作っている。
カリーヴルストは、工場の従業員や直営レストラン、クラシックカー・ショーなどのイベントで販売されている。地元ヴォルフスブルクでは、同じくフォルクスワーゲンの厨房で作られたケチャップとともに、一部の食料品店でも売られているそうだ。
このソーセージには、自動車の純正部品と同じように部品番号(199-398-500-A)が付いており、ディーラーで購入する際にとても人気がある。2021年のフォルクスワーゲン・ブランドの生産台数490万台に対して、ソーセージは年間約700万本も売れている。
GM:フェイスマスク
世界中の多くの企業と同様に、GMも新型コロナウィルスの流行初期にフェイスマスクの製造を開始した。ミシガン州ウォーレンにあるGMテクニカルセンターでは、月産150万枚のマスクが製造できたという。その後、さらに複雑なフェイスピース・レスピレーターも製造するようになった。
一方、2021年4月には、オンタリオ州オシャワのGM工場がカナダ公衆衛生局から1000万枚のマスクを受注し、前年5月に作業を開始した。
GM:人工心臓
Dodrill GMRは、GM研究所が外科医フォレスト・ドドリル(1902~1997年)と共同で開発した人工心臓である。GMのチームはエドワード・リッピンゲル(1887~1964年)が率いていた。彼は社内報に「我々はこれまでオイル、ガソリン、水などの液体を何らかの方法で汲み上げて商売をしてきた。血液を送るのは理にかなったことだ」と寄稿している。
12気筒エンジンに少し似たこの機械は、ドドリルのチームが1952年にデトロイトのハーパー大学で、患者のヘンリー・オピテック氏に心臓手術を施す際に使用された。この手術により、余命わずかと言われていたオピテックは、29年間も生きながらえたのである。
GM:月面移動車
NASAのアポロ15号、16号、17号ミッションで使用された月面車(LRV)の設計・製作に、GMは大きく関わっている。同社の防衛研究所に勤務していたフェレンツ・パブリックス(1928年生まれ)によると、GMはシャシー、車輪、サスペンション、ステアリング、駆動系、制御システム、ディスプレイを開発し、残る電力システム、ナビゲーション、通信、月着陸船との統合はボーイング社が担当したという。
また、月面車を折りたたみ式にして、月への輸送中にごく限られたスペースに収納できるようにすることを思いついたのもパブリックスであるとされている。現在、3台の月面車が月に残されているが、バッテリーの充電が必要なようだ。
GM:冷蔵庫
20世紀初頭、食品を新鮮に保つ唯一の方法は、アイスボックスに入れることだった。しかし、氷を毎日交換しなければならないのが難点だった。そこで、氷を冷やす冷凍装置が開発されたが、さらに一歩進んで、1915年にアルフレッド・メローズ(1879~1960年)が電気冷蔵庫を開発。翌年にはガーディアン・フリジレーター社を設立して製造を開始した。
ガーディアン社は、当初は大きな成功を収められなかったが、1919年にGMのウィリアム・デュラント社長(1861~1947年)に買収されたことで、同社は救われた。ビジネスが軌道に乗り、社名を変更したフリッジデール社は、市場をリードする存在となった。
GM:砲弾
オールズモビルは第二次世界大戦中、驚異的な数の砲弾を製造した。ジャーンズビル工場、カンザスシティ工場、ランシング工場で生産されたその総数は、75mmから155mmまで、4500万発以上と言われている。
GM:ソノブイ
GM傘下のヒューズ社がマグナボックス・エレクトロニック・システムズ社を買収し、航空宇宙・防衛事業をレイセオン社に売却するまでの短い期間に、ソノブイという装置を製造していた。ソノブイは、水中の音(自らが発した音の反響音)を感知して、船や飛行機、あるいは人工衛星に中継する装置である。
敵の潜水艦の動きを追跡するなど、軍事用途でも知られている。
GM:戦車
第二次世界大戦やその後の紛争で使用された戦車は、大西洋の両岸にあるGM傘下のブランドで製造されている。例えばビュイックは「M18ヘルキャット」を設計・製造したが、これは敵戦車を破壊するための駆逐戦車であった。
キャデラック・ゲージ部門は、GMの所有下で数十年にわたり戦車・装甲車を生産していたが、テキストロン社に買収された。現在は、同社のマリン&ランド・システムズとして知られている。英国では、ヴォグゾールがルートン工場での自動車生産をすべて停止し、チャーチル戦車数千台の製造に専念した。
GM:人工呼吸器
2020年8月、GMは新型コロナウィルスの流行に対応するため、人工呼吸器の生産規模を拡大するという米国政府との契約を履行した。ヴェンテック・ライフ・システムズが設計した人工呼吸器「V+ Pro」を通常の80倍のスケールで製造し、154日間で3万台を出荷したという。
製造はインディアナ州ココモで行われた。その後、GMはこの施設の運営をベンテック社に委ねた。
GM:洗濯機
冷蔵庫製造から始まったフリッジデール社は、衣類をきれいに保つことにも力を入れ始めた。当初は、当時米国でフロントローダー(ドラム式)より優れていると言われていたトップローディング式(縦型)の洗濯機を作っていた。
1979年、GMがフリッジデールをホワイト・コンソリデーテッド社に売却した後、フロントローダーが主力となる。現在ではスウェーデンのエレクトロラックス社の傘下となったフリッジデールは、このタイプの洗濯機と乾燥機で知られている。
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