スリムなカメラは180°ターン可能!
機能はもちろん、ルックスにもこだわったファッショナブルな工具を開発し続けるシグネット。カラフルなケースが可愛らしい携行ツールとともに登場したファイバースコープカメラは、価格に見合った魅力的なツールだ。その他の新製品と合わせて紹介しよう。
久しぶりに走らせる2サイクル車はエンジン始動前に注意深くメンテを〈スーパーゾイル〉
フレキシブルスコープ180 WIFIカメラ :180°自在にカメラを向けられる可動式ヘッド
分解前のエンジン内部や狭い隙間を観察するのに便利なファイバースコープの中でも、ちょっと驚きの価格で登場したのがシグネットの新製品。LED照明付きのカメラをスマホと繋ぐ方式はオーソドックスなもので「なんでこんなに高いの?」という印象だった。
ところがこのカメラ、映し出す画像が鮮明で、コントロールホイールによってケーブル先端のカメラが180°自在にターンできる。プラグホールから挿入したカメラが吸排気バルブをはっきり映し出したのは衝撃的だった。
50万円以上の工業用内視鏡になればカメラ可動式モデルも多くなるが、10万円台で実現したのは画期的。サンメカには高価でも、プロにとっては相当魅力的な検査機器となるはずだ。
―― 【シグネット フレキシブルスコープ180 WIFIカメラ 76005】コントロールホイールと画像、動画撮影ボタンを備えた本体と、本体から延びた1mの防水/耐油ケーブル。カメラの防水/防塵性能を示すIP規格はIP67をクリアしており、完全な防塵構造で30分の水中使用が可能。本体内部の電池は付属のUSBケーブルで充電する。●価格:15万8000円(税別、以下同)
―― 定価で16万円近い価格はサンデーメカニックが趣味で買うには高価ではある。だが同等のスペックの既存品の半額以下なので、コストパフォーマンスは抜群だ。
―― コンプレッションゲージやリークダウンテスターで圧縮力不足を測定した後に、CCDカメラで確認することで分解前の検査や診断の精度を上げられる。
―― カメラの操作は手元のリモコンで行う。
―― 右回りのみのコントロールホイールを回すと、カメラの方向が滑らかに変わる。真正面しか映せないカメラだと見たい場所が見られないもどかしさがあるが、そんなストレスとは無縁。
―― バルブを覗いてみると…
―― バルブにオイルが付着しているか焼けているかも一発で分かる。
―― LEDライトの明るさはスマホで調整でき、ガソリンタンクの内部もはっきり見える。IP67をクリアしているので水やガソリン、オイルに浸かった状態でも使える。
―― 鮮明な静止画や動画はスマホに記録できるので、ショップがユーザーに状況説明する際の有効な材料にもなる。
※本記事はニュースメディア配信用に一部抜粋・再編集されたものであり、全文詳細はオリジナルサイトに掲載されています。The post 180°ターン自在なバイクメンテ用超小型カメラ〈10万円台の画期的価格|シグネット〉 first appeared on WEBヤングマシン|最新バイク情報.
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